top of page

2026.04.07_Tue.

父の誕生日。

昨日ワインを発送したのが、午前中には届くはず。

 

今日も9:00からTと杖道の稽古がある。

道場へ向かう前に、昨日のおさらい。

 

……

【昨日の復習:相対動作の打ち太刀】

▪︎本手打ち(送り足で下がる)

・右足が前、中段に構える。

・構えを解く(太刀を下段に下す)。

・打たれる瞬間に左足から一歩後退する。

・太刀下段のまま、この動作を繰り返す。

・「やめ」の合図で、中段に構えて杖に合わせる。

(この時、どちら側から太刀をあてるかは、昨日Tが教えてくれたこと。

相手の後ろ側の腰がある方から合わせる。)

 

▪︎逆手打ち(歩み足で下がる)

・右足を前、中段に構える。

・右足を一歩後退して、太刀を立てて杖を受け止める。

・左足を一歩後退して、杖を受け止める。

・繰り返す。

 

▪︎引き落とし打ち(歩み足で下がる)

・中段に構える。

この時の間合いが、近間より一歩後ろ(畳一畳と2/3くらい)。

・杖で打ち落とされるのと同時に、右足を退いて、太刀は右後方へ。

・左足を退きながら太刀を上から中段に構える。

・打たれたら、左足より退いて太刀は左へ。

・「やめ」の合図で、左足が退き、下から杖にあわせる。

 

▪︎返し突き(歩み足で下がる)

・右足が前、中段に構える。

・右足を退いて、左上段に構える。(左手の拳が左目の上。)

・杖で水月を突かれたら、左足を退きながら中段に構える。

・さらに右足を退いて、左上段に構える。

・繰り返す。

 

▪︎逆手突き(歩み足で下がる)

・右足前、中段に構える。

・右足を一歩退いて、左上段。

・水月を突かれたら、左足を大きく退きながら、相打ちの要領で切り結ぶ。

・繰り返す。

 

▪︎巻き落とし(歩み足で下がる)

・右足前、中段に構える。

・右足から進み、両手を伸ばし正面を打った状態となる。

・右後方に巻き落とされながら、右足を退く。

・左足を退きながら、太刀を後ろ上方より「仕」の正面を打つ。

・繰り返す。

 

▪︎繰りつけ

・右足前、下段から中段、左足前で八相の構え。

・正面を打つ。

・右足から退きながら、繰りつけられ、

・さらに左、右、と退き、八相に構える。

・「やめ」の合図で左足を退きながら、構えを解き(下段にする)、正対する。

 

▪︎繰り放し

・右足前、中段に構える。

・左足前、八相に構える。

・右足前、正面を打つ。

・右、左、右足と後退して、八相に構える。

・「やめ」の合図で下段。

 

▪︎体当たり

・右足前、中段の構え。

・左足前、八相の構え。

・右足前、正面を打つ。

・右足を左足に引きつけ、太刀の先を右横にして頭の上。

・左足から交互に小さく4歩退き、八相に構える。

・繰り返す。

 

▪︎突き外し打ち

・右足前、中段→左足前、八相に構える。

・左足を出すと同時に、太刀を左腰にとり、右足を踏み込んで水月を突く。

・杖で打たれたら、右足を少し引く。

・右、左、右足と後方に退く。

・「やめ」の合図で杖に合わせる。

 

▪︎胴払い打ち

・右足前、中段に構える。

・足そのまま、左八相に構える。

・右足を一歩踏み込んで右胴を打つ。

・右、左足と退きながら

・「やめ」の合図で左足を退いて杖に合わせる。

 

▪︎右体外し打ち

・右足前、中段に構える。

・八相に構える。

・右足を踏み出して正面を打つ。

・打たれた太刀は右側に流し、さらに左足を出して八相に構える。

・繰り返す。

 

▪︎左体外し打ち

・右足前、中段に構える。

・左足前、八相に構える。

・右足を踏み出して正面を打つ。

・打たれた太刀は左側に流れる。

……

 

道場へ。

着くと鍵は開いていたけれど、Tが居なかった。湯を沸かし、珈琲をいれた。

ランドリーに居るからちょっと待ってて、とメッセージが入る。

 

Tは昨日、上野公園へ行ってきたと話した。

「犬を持った男の人の銅像を見た?」と聞くと、「馬に乗ってたよ。」と言う。

 

「I want to practice 相対動作」

そうTに伝えて、素振りから稽古をはじめる。

そして、相対動作。

まずは杖を持つ。

そして太刀を持つ。

ひとつずつ、ひとつずつ。

Tがいくつもの箇所に言葉を添えてくれる。

 

ひと通りが済んだ後、Tがこちらを改めて向きながら、ひとつのことでも、学ぶ段階によってfeelingが変わってくる、と英語で言った。

moveとは言わなかった。

「しょ、ちゅう、く。」

く、ではなく、ご、かも知れない。

意味は、"初め"はひとつひとつを確かめるような基本の動き、"中"ではそれが滑らかになる。さらに次の段階になるともっと滑らかで早くなる、ということだった。

そして『体外し打ち』をして、その3つの違いを見せてくれた。

 

『逆手打ち』の身体の向きのこと、

『巻き落とし』の杖の軌道のこと。

 

『胴払い打ち』の打ち太刀の動きのこと。

下がるより先に太刀を上げて、自分の身を守るのが先。それから下がれ、と教えてくれた。

 

そのあとで"特殊技"の3本を、杖を持って、太刀を持って、練習した。

 

今日は11:00過ぎまで稽古した。

 

別れるとき、「ちゃんと覚える。」と言いたかった。

「ちゃんと、は英語でなんていうの?」と聞くと、Tは「thoroughlyかな…。」と言った。

 

帰り道、歩いていると、Tから「properly」とメッセージ。

自分も英単語をひとつ新しく覚えたよ、と優しい言葉を添えてくれている。

2026.04.06_Mon.

始業式。K(11才)が6年生になる。

数日前からそわそわして、「顔が乾燥するから洗顔フォームを買ってほしい。」と言われた。

自分でネットで調べて、768円、Doveの"低刺激、敏感肌用"の洗顔フォームを携帯電話の画面に

表示させ、それを見せられた。

Yには、洗顔フォームより保湿だと言われていた。

 

昨夜は泡立てネットでボディソープをもこもこにして身体を洗っていた。

普段身体なんていくら言っても洗わないのに。

 

昨日Yとふたりの時に、「垢抜けたいんだ。」と漏らしていたらしい。

そんな言葉を覚えたんだ。

垢抜けたくて、身体を洗っている。

 

夜、隣の部屋からKがきて、「眠れないからこっちで寝てもいい?」と言う。

よくよく話を聞いてみたら、クラス替えで仲のいい友だちと同じクラスになれなかったら、

いま友だちじゃない子と友だちにならないといけない。

たくさん友だちがほしいから垢抜けたい。

 

考えた道を知ると、Doveくらい買ってあげたくなる。

 

朝は階段を下りるといい匂いがした。

随分早くに起きたKが、なにかしているな、と思ったら、朝ごはんを作ってくれていた。

りんごを薄く切ってパンにのせ、きび砂糖とメイプルシロップをかけて焼いたんだと言う。

 

Kを学校へ送り出し、道場へ行った。

9:00からTと杖道の稽古。

着くとTは歯を磨いていた。昨日は夜中まで友だちと会っていたらしい。

そしてTは珈琲を飲まない。お菓子に入ってるのは大丈夫。

スウェーデンでも焙じ茶か煎茶を飲んでいると話した。

Tが着替えている間、ひとり分の珈琲をいれた。

Tの普段通っている道場のweb siteを見せてもらった。すごく綺麗で大きな道場。

200人くらいの生徒がいるという。

 

紺色の道着を着た。"今日は杖道の稽古をする"と背筋を伸ばす日、Aがそうしている。

「色が変わった!」と同じく紺色の道着を着たTが言った。

 

本手打ち、逆手打ち、引き落とし打ちの素振りから稽古をはじめる。

引き落とし打ちの時は、昨日練習したことをゆっくり確認しながらやろうとTが言った。

 

そして、基本の単独動作を一通り。

続けて相対動作。まずは杖を持って一通り。

まだ覚えきれていない相対動作の打ち太刀をひとつずつ。Tは根気よく教えてくれた。

途中、"繰りつけ"と、"繰り放し"の動作を教えてくれている時だけ、言葉を全部理解できなかった。

Tは少し考えて、何度もゆっくり動いてみせてくれた。

 

Tが伝えようとしてくれている事をわかった時、ホッとした。

 

10時半頃に稽古を終える。

「メモをとる?」と聞いてくれたけど、「たぶん覚えてるから、後で帰ってからメモするよ。」

と言った。半分嘘で半分本当。

 

頭がいっぱいで、またイチから戻る集中力が保てなかった。

動き出せば、細かいことを覚えている。

でも全体を俯瞰したとき、すべてがまた曖昧になる。

曖昧を確認するのに、長い時間がかかる。

Tの日本に滞在している貴重な時間を、そのことに奪うのが嫌だった。

「また明日練習する。」そうTに答えて、畳を出た。

 

帰宅すると、Kがベッドに突っ伏して眠っていた。

「HとM(Kが仲良い友だち)と、同じクラスになれなかったんだって。」

寝ている姿を見ながらYが言う。

Kはそのまま6時間眠り続けた。

 

【忘れそうなことをメモ】

▪︎太刀と杖を合わせて構えるとき。

仕立ち(杖を持ってるほう)が半身を取っているのが左半身だったら、自分から見て左側から太刀を触れる。相手が右半身だったら、自分から見て右側から太刀を触れる。

(相手の後ろの腰がある方に太刀がくる。)

▪︎一番最後「やめ」のあと。足を揃えるとき。

太刀は下がって足を揃える。杖は前に出て揃える。

▪︎引き落とし打ちの打ち太刀。

近間から1歩多く間合いをとる。(たぶん1畳と2/3くらい。)

右足を前に出して中段に構える→左足を前に出して八相に構える→そこから右足を踏み込んで斬るから。

▪︎体外し打ちのとき。

おでこの前に自分の腕が来たあと、杖を握っている拳の位置を下げずに上段から斬る。そのとき、下にある方の手が右手だったら自分の拳は自分の右目の上。左手だったら左目の上。

▪︎繰りつけ

繰りつけるとき、意識はどこに向いていて、爪先はどこを向いているか。目付けるときに前足の爪先は相手に向き、後ろ足は若干左へ開いた位置に置く。まだ逆手のまま。

次のタイミングで本手に持ち替える。半身をとる。

▪︎繰り放し

繰り放した後で打ち太刀はどう動き、どのタイミングで杖は目付けをするのか。前に出るのかを考えること。

2026.04.05_Sun.

1年ぶりにTと稽古をする日。

パンも喉を通らない。

去年も来て、今年も来たから、来年も来るとは限らない。10年会えなくても、死ぬまで会えなくても不思議じゃない。

 

皆が来る前に少しだけでも稽古しようと、8:30に約束した。

道場に着くと、Tはもうばっちり道着に着替えていて、杖を持って素振りをしていた。

 

元気か?と聞くから、元気だと答えて、

「I remember…」と言って、Rummyをあげた。

去年、Tが好きだと言って探し回っていたロッテのチョコレート。

去年までは冬季限定で、4月に探すのは大変だった。

Tが今年も来ると分かったとき、それをぎりぎり冬のうちに買っておいた。

気にしているとそればかりが目に入った。

今年からは新しく春夏バージョンのRummyも売られることになって、それもひとつ買っておいた。

Tはとても喜んでくれた。

 

不思議と言葉にはまったく困らなかった。

昨日と何が違うのだろう。

人の違い、関係の違いかも知れない。

 

引き落とし打ちを片手でやることから、Tは稽古をはじめた。

杖が不安定になって、とても難しかった。

 

そして打ち込みをした。

本手打ち、逆手打ち、引き落とし打ち。

引き落とし打ちのときに、前の手の位置がキープ出来ずに下がってしまうことを注意された。

水月の前、帯あたりの位置。脇をしめること。

 

緊張してるつもりはなかったのに、下の手を開きながら引き落としてなかった。

ぽっかり初歩的なことを間違えた。

 

そして、両手を後ろに組んで棒立ちになったところに、本手打ち、逆手打ち、引き落とし打ちをして、相手のこめかみに寸止めする練習。

 

皆が来始めて、ストレッチをした。

追い突き、逆突き、三段突き。

そしていつものように合気道の稽古。

足捌き、基本動作、臂力の養成、振りかぶり、切り落とし。

二ヶ条と三ヶ条のルーティン。

館長に関節を折られて、Tが嬉しそうに受け身をとっていた。

小手返し。

休憩を挟んで、自由技。

 

杖道の稽古。

MさんとTが打ち太刀で、表の型を一通り。

何度か納杖の前、Tに「半身。」と言われた。

そして、型が後半に向かうにつれ、まだ上手くできないことが増えてくる。

最後の『細道』のとき、Tが日本語で「目的は?」と言った。その動作はいま、何の為なのか。

Tはわたしにそれを伝えて、だからこのタイミングでこう動くんだ、ということを教えてくれた。

 

杖を肩に担いで相手に歩んでいく。

左足を前に杖を振る。そのときは相手の頭を狙う。相手はそれを避ける。

自分はすぐに次の構えをして待つ。相手が斬ってくるのと同時に、自分の杖も相手の小手へ向かう。

次に相手が振りかぶったときに"返し突き"、間髪入れずに杖を引き、本手に持って、"本手打ち"。

納杖。

 

稽古を終え、館長とTとMさん、Kさんと花見をした。

雨の予報だったから門人皆が集まる花見は中止になったけど、結局降らなかったから。

ビールと紙コップと敷物を道場から持ち出して、館長がミニストップでおにぎりと唐揚げとポテトフライを買ってくれた。

 

Tの住む町には桜の木が1本だけあること。

スウェーデンを出る時はマイナス2℃だったけど、Aの居る沖縄に着いたら25℃だったこと。

マイナス2℃でも桜が咲くこと。

ビールは飲むけど、ウィスキーと焼酎が苦手なこと。

飼っていた猫は亡くなってしまったこと。名前はピクセルということ。

 

いい時間だった。

2026.04.04_Sat.

いつも通り7時からのI師範の稽古に出たかった。

でも昨夜はうまく眠れなくて、4:30のアラームで目は開いたのに、気がついたら5:30。

急げばどうにか、と階段を走ったけど、階段の下で(もういいか…夜のクラスにしようか…)

頑張れなかった。

 

朝ごはんを食べ、使う写真の番号が戻ってきているから、その仕上げ作業。

 

自分は撮影をすること。仕上げる作業をすること。それをアウトプットすること。日記を書くこと。

合気道と杖道をすること。移動すること。特にいまは、国の境なく話せること。

人と猫の体温。ドミトリーに泊まること。

それが日常の中にあれば、機嫌良く過ごせるような気がする。

わかるまでに長く時間がかかったけど、つい最近になってようやくわかってきた。

 

どれかが欠けると駄目なことも。

 

夜、本部道場へ行った。

O師範の稽古を1時間。

Tと同じスウェーデンから男女が稽古に来ていた。

あとで話しかけてみよう。

……

▪︎準備体操

▪︎片手持ち呼吸法

▪︎横面打ち四方投げ(表、裏)・・表は転換、裏は前に出て受ける。

▪︎正面打ち一教(表、裏)

▪︎片手取り入り身投げ・・(下段で手をはずすか、上段ではずすか)上段ではずす場合は、自分の肩のあたり。転換を急がず、相手の背へ深く入り身すること。

O師範が来て、片手を取りにいくときに身体が前傾しすぎだ、と注意された。

▪︎横面打ち二教(表、裏)・・相手に届く位置から横面を打つように。しっかりこめかみを打つようにとO師範に言われる。距離感や位置がずれている。

▪︎横面打ち三教(表、裏)

▪︎横面打ち五教(表、裏)・・五教のときは表も裏も前に出て受ける。O師範が来て、横面打ちを打つときは、頭で予測してしまって、つい外側から打ってしまう。正しい足の位置で横面を打たないと(外に足が出過ぎると)、踏み込んできた相手の足とぶつかって小指を脱臼する。今のそれは危険な位置だと教えてくれた。

五教の手をとるときは、一教のように取ってしまわずに、それと逆側から手を取る。抑える時は、相手の肘を上から掴み、上げる。手首を折って抑える。

▪︎座技呼吸法

……

稽古が足りていない。

3月は稽古以外のことを詰め込んだ。

4月はTと稽古がある。Aも帰ってくる。

5月はチリからとロシアからも人が来る。

杖道の稽古が多くなる。

今日の感じだったら、6月の京都には、合気道の稽古が全然足りない。

 

稽古が終わり、掃除した雑巾を洗いながら、着替えながら、スウェーデンの女の子と話してみた。

わたしの友だちもスウェーデンから2日前に来たところなんだと伝えて、彼はスウェーデンのこの町から来て、私たちは杖道の稽古をするんだと言った。

彼女はイェーテボリという町から来ていた。Tの町とは随分離れている。

今日が最後の稽古だとか、どのくらい稽古してるんだとか、最後は高い塔の上から景色を見たらhugeだった、みたいな話。なにが?なんでその話になった?

話が進むにつれて、どんどん話す速度が加速していく。

ここは日本で日本人に向かって話しているのに容赦がない。若いとは。痛みを知らないのだろうか。

昨日Tがどれほどゆっくり話してくれていたのかが身に沁みる。

 

帰り道にいつものホステルのカフェに寄った。

右からは英語が聞こえ、左からは日本語が聞こえた。そうなると日本語しか聞こえなくなる。

 

珈琲は一杯だけにして、帰路につく。

 

2026.04.03_Fri.

今日は新入生を迎える準備があるとかで登校して行ったけど、春休みの間、ずっと家にいるK(11才)が、昨夜も諦めずに「一緒に桃鉄やろう!」と言ってくるから、「どうしても好きじゃないから、短い時間だったらいいよ。」と数十分付き合う。

 

案の定、楽しめなくて、「これのどういうところが面白いの?」と聞くと、

「地理と投資だよ。」と言う。

 

「ゲームの代わりにこの間インフルエンザのときにYとKがふたりでハマったと言ってたアニメ、なんだったっけ。それ観てみるよ。」

 

そしてNetflixで1話から『ゴールデンカムイ』を見始めた。アイヌの話だ。

民映研の映像で観た『イヨマンテ 熊おくり』のことが話に出てきた。

出てくるごはんもいちいちおいしそう。

 

「こっちはハマった!」と言うと、Kがうれしい顔をする。

 

こういうときに、一緒に旅をしたくなる。画面の中ではなくて。その土地はあるのだから。

 

夕方、仕事帰りに西荻窪に寄る。

どんぐり舎で珈琲豆を買うついでに、一杯だけ席に座って珈琲をたのむ。

Kもまだ道場に行ってるし。

 

迎えがてら道場に寄って、Tに会えた。

自然と英語で話が出来た。ちょっと嬉しかった。

私たちの間には杖道があるから話せたのかも知れない。

2026.04.02_Thu.

昨夜はお風呂あがりにはじめたweb siteの更新に、夜中までかかった。

寝ようかな、とふと携帯電話で時刻を見ると、朝に送ったメールの返信が届いていた。

 

わたしの(送るときに書き添えた)問いかけには、一切答えのない、

 

「全クラスの参加を承りました。

参加費は12,000円。

初日、受付にて現金払い。

京都 武徳殿でお待ちしております。」

 

という内容のメッセージ。

 

ちっとも体温を感じない。

行ってみて、場がこういうのだったら嫌だなぁ…。

 

窓の外の雨音と、猫の鳴らす喉の音を聞きながら、もう寝ようと思った。

 

また猫のゴロゴロが聴こえると思ったら朝だった。9:12。今日はまだ眠れる。まだ眠い。

 

10:37、近所の道場の写真に「ただいまー」のメッセージ。スウェーデンのTからだ。

どれだけ早朝に沖縄を出たんだろう。不思議な時間に、待っていた人がやってきた。

2026.04.01_Wed.

「稽古"しましょう"。」じゃなく「稽古"しよう"。」と言いたいんだとか。そういうことが気になる。果てしない。

細部を気にする前に、まだ見えていない大枠でしょう?と思う。

 

どうしてその土地その土地でここまで使う言葉が離れたんだ、とか幼稚な疑問も頭に出てくる。

その割に「」(カギ括弧)はどうしてどこの国でも共通なんだとか。

訳がわからない。

 

中学英語の分厚い本を買った。

今日は開いて、閉じただけ。

 

昨日準備したメールを、えいっと送った。

「現在4級ですが、参加可能でしょうか。難しい場合、見学させてもらうことは可能でしょうか。」

と書き添えた。

ディズニーランドのアトラクションと同じで、なるようになって、通り過ぎるはず。

あの時のK(11才)の気持ちがよく分かる。

 

ジャケットなしではじめて外に出たら、帰りはしっかりと雨に降られて、とても寒かった。

持っていたスヌードを肩まで覆い、暖をとる。

2026.03.31_Tue.

朝ごはんを食べ終わり、「お風呂に入る。」と言うと、Yが「クナイプしな。」と言う。

風呂をいい匂いにして、リラックスしろと言っている。

今日はテラスのタイルの件で業者の人が来て、その場で判断して、言うことは言うということをしなければならない。

こんな真っ暗な曇天の日に。春の嵐まで吹いている。

 

厄介なことがはじまる前に、昨日の粗画像をTさんにお送りする。

 

明日、合気道のことで少し勇気のいることに申し込もうと、すぐに送信できるように準備をする。

そして、今度Aに会ったら受け身を教えてもらえないか相談してみようと思う。

 

6月に京都に行こうと思う。

白帯で参加する人は少ないと思う。

組んでもらえないと思う。

その場合は見学しようと思う。

だけどもし組んでもらえたときに、迷惑がかからないように、受け身が取れるようにしておきたい。

教えてもらえないだろうか。

 

そんなことをしながら、考えながら、仕事部屋の掃除をする。いらないものを捨てて、整理してすっきりしたい。

 

K(11才)が桃鉄を買って、「一緒にやろう。」と何度も言われるけど断る。

どんなゲームも楽しめたことがない。

2026.03.30_Mon.

あたらしい靴下を履く。

ロケで三重県の四日市へ行く。

名古屋で編集者Tさんと待ち合わせ。

 

家族の写真を撮りに行く。

現場にいくと、3世代が時間を合わせ待ってくれている。

家族の写真を撮る時は、その家族にとって残るものだと思って場所に入る。

何年経って、今日の写真を見返しても、それがいい写真であるようにしたい。

前よりも、自分が今の年齢になったからか、家族に向くときは、集合した写真でも、

その夫婦の写真でも、ひとりの写真でも、"残るもの"、"見返すもの"という意識が強くなる。

今日は撮ってこれたんじゃないかと思う。

 

行きも帰りも、新幹線の特大荷物置き場のやりとりがめんどくさい。

予約してない奴がスーツケースを置いている。

どこの国の人かは知らないけれど、どこの国でも迷惑な奴は迷惑なことをする。

Reservatin Required(要予約)と床に英語で書いてある。

もっと英語が話せたら、「見えてないはずないだろう?」と言いたい。

 

行きは通路を挟んで隣の夫婦がそのことで荷物を置けずに困っていたから、

置いたのはあいつだ、とたまたま男の子ふたりが置くのを見ていたから教えてあげた。

 

帰りは自分が同じ目にあった。

朝に自分がそうしたように、隣の席の男の人が、置いたのはあの女の人だと教えてくれた。

 

柔らかい表情を作るのが面倒で、真顔でその女の人に「This space is mine.」と言ったら、

女は何か言いたそうだったけど、すぐに連れの男性がスーツケースをどかしてくれた。

 

次に同じことがあった時は、

Excuse me, this is my space.

(すみません、ここは私のスペースです。)

 

Excuse me, I reserved this space.

(すみません、ここ予約しています。)

 

と言えるようになっていたい。

 

そして、「見えてないはずないだろう?」は、

「You can see it, can’t you?」

上手く言わないと強い言葉になるかも知れない。

 

K(11才)がわたしの真似をしてはじめたDuolingoが今日で100日目だったから、東京駅で甘いものを買う。

最寄りの駅で家族と待ち合わせて晩ごはんを食べて帰る。

 

歯を磨いて顔を洗って、寝る。

COPYRIGHT © Chiyoko Ueyama  ALL RIGHTS RESERVED.

上山知代子

bottom of page