top of page

2024.07.21_sun.

道着に着替えるだけで大きな汗が床に落ちる。それもまたいい事かも知れない。

今日はKさんがお休み。身体をのばしてストレッチしながら稽古がはじまるのを待つ。

Aさんが「合気道をしてると(色んな身体の箇所が)強くなってくると思う。何か身体の変化はあった?」と言って、「ぎっくり腰をしなくなった。」と答えたけど、他にももっと何かある気がする。

あたらしい人が見学に来て、道着を貸したりやなんやで稽古がはじまらないから、Aさんに誘われて片方の手首を押して相手が転換→投げられる→前方回転、を交代しながらやる。

Aさんを投げるとき、横で見ていた館長が「もっと大きく振りかぶるんだ。」と言って、臂力の養成のような手振りをされた。大きすぎても相手の動きを止めてしまうことをAさんが耳元で教えてくれた。頃合いに大きく振りかぶる→投げる。

皆で準備体操をして、館長にAさんとふたりで前に出るように言われた。

神前に礼をして、向かい合って礼をして、手を持って基本動作をする。頭の中で今まで教わったことの言葉が鳴る。これはもうこれから一生頭の中で鳴るんだと思う。

木剣を持って、木剣も基本のことをして、その後は杖道のこと。『着き杖』『水月』『引さげ』『斜面』まで。

『着き杖』『水月』は出来ないなりにまだ希望がある気がする。

そのあとは出来なさすぎて隠れたくなる。隠れられないからそこに居る。

『斜面』までやった後で、他の人を教えていたAさんがこちらへ来て、「もう一度最初の『着き杖』から見せて。」と言って、またひとつずつ、ひとつずつ、教えてくれた。

あんなにたくさん教えてもらったのに、いま頭の中にあるのは、杖の中に身体も臂も全部隠すんだ、ということだけ。それ以外のことは何も頭の中に残っていない。あー。

2024.07.18_thu.

梅雨が明けたと聞いて、梅を干す日を気にしている。

夜になって道場へ。

準備体操をして、『天地投げ』から。注意点は同じ。頭ではわかっている。今日は地の手の相手を崩す方向が真横過ぎる。天の投げる手と腰回転がずれる。

はじめて『腰投げ』というのをやる。

相半身で両手首を持たれる→前にある手は下から相手の手首を握る、後ろにある手は上から相手の手首を握る→前にある手の高さを上げる→身を屈めて相手の腹の中に入る→自分の背骨と相手の身体が90°になるように、相手を自分の腰に乗せる。

投げずに乗せるところまでを練習。

受けをする時は、何度か腰に乗せられるまでをやったあとで、Aさんが「投げるよ。」と言って、「はい。」と答えて、2度だけゆっくり投げてもらった。どこも痛くなかったけど、受け身をとれていない駄目なやつだ(失敗している)とすぐにわかる。相手の腰の上で、自分の身体はまっすぐに浮いていて、このあとどうなるんだろうと、頭で考えてしまった。もう身体は勝手に動くはずだから、ただ「手!」とだけ思っておいたら良かった。次に同じようなことがあった時は、あれやこれや考えずに「手!」とだけ思おう。

その後は、いつもの『一ヶ条』の入り口(正面打ち→切り下ろす)から相手の腹の下に入り、腰にのせる練習。

2通りの『四方投げ』。いつもの自分から入る方と、相手に両手首を持って押される方(終末動作・ニ)も練習して、最後は正座をして向かい合い、呼吸のことをして稽古が終わる。

今日も泥々に汗をかいた。外に出たら夜風が気持ちよかった。帰宅するとK(9才)が氷枕を渡してくれた。生き返る。

2024.07.16_tue.

『胸を借りる』という日本語の意味を改めて辞書でひいた日。夜は傘をさして道場へ。

今日の稽古で知れて良かったことは、諸手(もろて)をとる時の考え方。

相手の右手を諸手でとる時、右相半身で正面打ちを受けたと考える。その時は自分の右手で受けるのだから、まずはその受けた右手で相手の右手首をとる→自分の左足が前に出て逆半身になりながら→自分の左手で、さっき右手で握った場所の上を握る。ただ相手の片方の手首を自分の両手で握るだけ、とは違う。

そして、諸手でとる時は相手の正面に立つのではない。正面に立つと相手の(フリーになっている)左手が自分に届く。だからその相手の左手が届かないところ、相手の右斜め前に自分の身体を置く。

今日はその諸手どりからのいくつかの事。

自分の右手首を諸手で取られたら、右足は少し入りながら→自分の両手は臂力の養成の動き(腕は肩の高さから下がらない)→左足は踵方向に回転→臂から上にあがる→右足をひいて腰回転→入り身投げ。逆も同様に。

入り口は同じ動きから、臂力の養成のあと、いつものブオーンとした曲線で相手を崩したら、相手の臂がとれる→右足は少し開く(歩み足)→送り足→歩み足で一ヶ条。

その逆のこと、相手が諸手で(自分の脇が閉まるまで)押してくるところからの一ヶ条もやったのだけど、どうやったのかの細かなことが、もう頭から出て来ない。

その後は『天地投げ』。地の手で相手の脇を開く、天の手は自分の身体の内側(身体と関係を結ぶ)。足はくの字を描く。投げたとき、地の手は地面に杭を打たれていると考える(投げた方向に流されない)。

最後に正座をして両手首を握られ、呼吸のこと。

今日も髪の毛が濡れるほど汗をかいた。汗臭くない汗をかける身体にはなれないだろうか。

2024.07.14_sun.

6時に起きたのは、早朝に放送される塚原卜伝(つかはらぼくでん)のドラマを観るため。

塚原卜伝は鹿島新當流を開いた人。数週間前に道場で触った、太くて重たい鹿島の大刀(木剣)のことを何か少しだけでも知りたかった。

いつもより1時間早く道場へ。今日は掃除をする日。梁の埃をはらい、掃除機をかけ、雑巾がけをする。掃除が済んで、道着に着替え、稽古をした。今日は新しい人が来たから、館長が基本動作をしようと言った。はじめての人を教える言葉に聞き耳を立てる。二ヶ条と三ヶ条のルーティン。またところどころ出来ないのが嫌。上手い人と組めないと時間が無駄に過ぎる。

正面打ちからと、突きからの『小手返し』。

受けるとき、Aさんだったから飛んでみた。どこも痛みなく『飛び受け身』がとれた。Kさんが「よし!やった!」と声をかけてくれた。

木剣を持って正面打ちと12の型。袈裟ぎり、回し打ち。騎馬立ちをしてまっすぐに木剣を振り下げること。

その後は杖を持った。『着き杖』『水月』『引さげ』。

『引さげ』の中にでてくる繰付け(くりつけ)が難しく、Aさんが丁寧に教えてくれた。

常(つね)の構え(杖を身体の右側に。右手で杖の真ん中を持つ)→足は左に開きながら、杖を持つ手は身体の前へ、持つ場所は5:5から4:6の場所にうごく→杖を持つ右手がおでこの前、相手の手と手の間を打つ→自分の左の脇を閉めれば杖が回せる、Cの字を描く→手首をクイっと、Cの最後をきちんと描く。描いた後、杖の根元(←言葉がわからない)は自分の左膝の少し上の内側につける。

Aさんが同じことを木剣でやってみたら面白い(よく理解できる)よ、と言ってやってみる。なぜCの最後を丁寧に描けと言われたのかが木剣を持つと目に見えるからよくわかる。

皆の稽古の後、Kさんに頼んで、正面打ちからの『小手返し』の受けて流す入り口のところをおさらいさせてもらう。正面打ちのときはまず受ける→しっかり受けた後で流す。

二ヶ条と三ヶ条のルーティンのことも。二ヶ条の突きは、相手の手首を上からとる。

着替えてから、館長がお弁当を用意してくださったのを皆でいただいた。ビールも。

帰宅して、汗を流してから国立へ。今夜は『ニチニチ』の20周年を仲間と祝う。Kちゃんのまっすぐな祝いの気持ちが皆に伝染している会だった。

20年武者修行して帰ってきたらpureがある感じ。それが一番強いと思う感じ。

2024.07.13_sat.

昨日の夜は半身浴を40分。その間、神道流剣術の大太刀8通りのことを動画で繰り返し見ていた。剣の音がよく響く。

今朝は起き抜けから身体がこわばっていない。たまの半身浴は効果がよく見える。

珈琲をいれて、K(9才)とアサリが動くのを見ていた。冷蔵庫で砂抜きをしていたから、スパゲッティを茹でて朝昼兼の食事にした。

Yが『もふもふマスク』を買った。それを持って階段を降りてきた。ちょっと嬉しそうなのが気配で伝わってくる。最近出た新色だと言うから笑ってしまう。食事のあと、早速ナリタの顔に被せる。あー、可愛い。ナリタの次はヒガシ。おとなしくしているけど、それでも後ろ足の爪は切れない。前足の爪は無事に切れる。

3連休。雨が降らないのは今日だけのようだから、家族で電車にのって江ノ島を目指した。

江ノ島と聞いて、Kの頭の中には『ぼっち・ざ・ろっく!』がある。

薄くて四角い大きな蛸せん→家に帰ってから食べる女夫饅頭→道を間違える→雨がパラつく→慌てて歩くのと下る道はサンダルでも小指の爪が剥がれたところが痛い→祭りの行列とすれ違う→食堂でサザエ、はまぐり、しらす丼、焼いたイカ、味噌汁、瓶ビール→思い出のある階段→稚児ヶ淵の岩場でKの被っていた帽子が風で飛ぶ、「追いかけないでいい!」と叫ぶ、Yが足をのばして帽子をとる→磯浜でカニと波しぶき→ロウソクに火を灯してもらって岩屋→崖に咲く透かし百合が綺麗だった→江ノ島をあとにして駅のほう→塩ソフト→古着屋→川沿いのダイナーでジントニック、モヒート、マンゴージュース、ハンバーガーとフレンチフライ、ファラフェルとキヌアのサラダ、チキンのハニーマスタード→珈琲豆屋。

よく歩いた。江ノ島が好きだ。

2024.07.11_thu.

午前中は仕事部屋でYがzoomやなにや。その間に昼ごはんを作っておくことにした。

料理家の今井真実さん(以前シチューの撮影でお会いした)がsnsにレシピを上げられているのが、ここのところ気になっていた。

今井さんのレシピで『とうもろこしヒゲご飯』を炊いている間に、冷蔵庫にあった塩豚とK(9才)が一緒に居たら食べられない獅子唐と葱を炒めた。横にのっけて昼ごはんにした。

Kが喜んだらいいな、と思って、バナナとココアパウダーとお砂糖でアイスも作って冷凍庫に入れておいた。これも今井さんのレシピ。

学校から帰ってきて冷凍庫を開けたらいいな。「これなにー!」が聞きたい。

パソコンの前に座り、手を動かす。合気道の稽古と同じ。黙って毎日糞ころがしみたいになりたい。玉を大きく。

夜に道場へ。Aさんの稽古。今日はKさんも見学にいらっしゃる。

『入り身投げ』からはじまる。身体の大きい人が前に立つ、動かない、回せない、動かすことに躍起になって、自分の腕が自分の中心から外れる。外れたまま腕だけでひっぱる。それでは動かない。正面打ちからの『小手返し』、内開きのとき、入り口がうまくいかない。いつもと何が違うのか分からない。正面打ちからの『二ヶ条抑え』、これは出来るはずのこと。相手の臂を曲げられない。回れない。

今日は何もうまくいかない。最後に正座をして呼吸のこと。

稽古が終わって今日はビールをのんだ。人と話すことは面白い。

那須に居るマヌルネコの話からはじまる。そんな猫は知らない。はじめて『マヌルネコ』が耳に入る。Aさんが着ていた合気道のTシャツの話、私が着ていたFairground AttractionのTシャツの話。『七転び八起き』の話。川から桃が流れてくる音のこと。その音は桃太郎の話の中でしか聴こえてこないこと。『Lord of the Ring』の本の話。写真と合気道の似ているところ。『ゲド戦記』の本の話。点を見る人が面白い。

2024.07.09_tue.

はじめて北里柴三郎の千円札を見た日。

夕方に帰宅して、シャワーを浴びてから道場へ行った。今日も蒸し暑かった。

Aさんが帰ってきた。

準備体操をして、入り身→転換。

片方の手首を握られて、まずは手の平から動く。それがどう動けば、次の動作(腰回転→転換)に入ったときに、自分の腕(手)が自分の真ん中と関係を保ったまま動けるのか。ゆっくり確認しながら、関係がずれないように練習する。

同じ動きからの『呼吸投げ』。転換した後、重心を少し後ろに移す。そこから前に重心を移す。

重心は動くけど、(さぁ、投げますよー)の勢いが、あからさまにならないように。

そして、入り身で相手の脇を開けて体勢を崩し、相手の臂の少し上に手刀をあてて『隅落とし』。

次は『天地投げ』。右相半身のとき、左手(地)で相手の脇を開く。右手(天)は臂力の養成のような動きで、自分の身体の中心と関係を結ぶこと。その後の腰回転の間中、その関係を保つこと。

逆半身で両手を掴まれたところからの『入り身投げ』。足がぶつかって、右足の小指から血が出た。たぶん爪が半分剥がれた。絆創膏をぐるぐるに巻く。気を取り直して『入り身投げ』。

相手の頭を自分の肩につけたところから投げるまでの間のブオーンとした曲線のこと。無限を描くような。受けるときはその曲線を感じられる。やってみると直線に近くなる。

その後もそのブオーンとした曲線のこと。

「合気会の一教はその曲線の練習になるかも知れない。」とAさんが言って、やってみる。

相半身で相手が正面打ちをしてくるのを受けて、迎え入れて、波のように返すところまでを何度も。

技が違っても、日曜日の館長が話していたのと同じことだ。

正座をして向かい合って、呼吸のことをして終わる。沖縄の道場の話を聞きながら、さようならをして分かれる。

2024.07.07_sun.

道場で稽古。今日も人数が少ない。沖縄に行っていて先週からAさんも居ない。

合気道の準備体操は面白い。いつもの手首の関節のストレッチもそうだけど、正座をして肩から腕、身体の側面、腹、腰、足、自分の手で叩けるところを叩いていく。

そして館長が「スワイショウ。」と言った。脱力して左右に腕を振ることをする。

「すこし太極拳の動きもしてみよう。」真似をして動いてみる。館長の動きは何をしていても綺麗だ。ひとつ武道を極めれば、どこか共通するものがあるんだろうか。

準備体操が終わって、横面打ちのこと。

先週もやった顔面への突きが来たとき、相手を迎え入れて、前にクイっと押す技のこと。わずかな動き。

館長は「イーチ、ニィ、じゃないんだ。技はいつもイチ、の中でやるんだ。」と言う。

迎え入れて前に押し出すことを、イチ、のリズムの中で完了させる。

今日もうまくいかなかった。迎え入れようと下半身は後ろに下がり、押し出そうと上半身は前に出る。鏡に映すまでもなく、滑稽になってるのがわかる。

後半は木剣を持つ。『相摺(右)』『相摺(左)』『鷲(じゅ)』『乳拂』『左輪』『受返し』『二刀合』『摺り込み』

記憶できる頭が欲しい。

稽古のあとでKさんと稽古。『入り身投げ』のこと。

いつもより前に重心を置くと深く入り身しなくても相手が回る。相手を回したとき、相手と繋がっている手を自分の身体につける。自分の手を自分の身体につけたまま、自分の腰の動きで投げる。その後は、『後技両手持呼吸投げ』を教わる。

正面打ち→当て身→相手が後ろに回って両手を持たれる→手のひらを上に向け、盆踊りの軌道で上に上げる→足は回転(一)で前に回る→回りながら手は右手の位置が少し低くなる→そのまま上体は起こしたままお辞儀するように投げる。

終わりに『飛び受け身』を左右2回ずつ。

道場は扇風機が回っているだけで、すごく暑いから、稽古の時間が短くなる。すごく暑いけど、まだ身体に余力がある。時間が短くてちょっと物足りない。

2024.07.05_fri.

ここのところ夜になる度に、死なないでくれとK(9才)に泣かれる。

「大切なひとが死ぬのが怖いんだよ。」

「家族とナリタとヒガシが不老不死になってほしいの。寿命とか嫌なんだよ。」

死なない、とも言えない。

「死ぬけど、一緒に居られる間、大切に過ごそうよ。」といって背中をさする。怖いよー、と泣き続けて翌朝に目を腫らしている。

2024.07.04_thu.

Yと髪を切りに行く。

「横は長いけど涼しい印象にしたいです。」

Fさんはいつも言葉を汲み取る力がすごい。

いい頭にしてもらって、帰り道に下北沢で魯肉飯を食べた。

『B&B』で本を1冊買った。

​住んでいた頃と町の景色がまるで違い、シャッターをきった。

『いーはとーぼ』に寄って、アイスコーヒーをのんだ。外が暑すぎた。

Shazamに指が触れたけど、無言でなにかを知るのは今日は嫌だな、と思って、店の人にいま流れている曲のことを尋ねた。ジム・ホールの【アランフェス協奏曲】が流れていた。

帰宅後、やけどをしたという母にお惣菜を作りはじめる。車椅子で料理をしている最中に鍋に湯を沸かしていてひっくり返したという。

これはいまの母にいい方法かも!と頭に浮かんだことが、いざ試しにやってみると、あまりいい方法ではなくてがっかりした。(母の性格には合わないと思った。)

惣菜作りが一段落して、家族の夕飯にした。

「ごはんできたよー。」と呼びかけると、仕事部屋から出てきたYが、「あぁ、うまそうな匂い。」と言ったのが聞こえた。

気持ちが下がってきていたから、その言葉が有難かった。

2024.07.03_wed.

昨夜帰宅すると、郵便ポストにBから暑中お見舞いの葉書が届いていたのがうれしかった。前にBと話に出たちょっとしたものが丁度手に入ったから送りたかったけど、急に送ったら驚くかなと躊躇して、頭にBの顔だけを浮かべていたところだった。いそいそと返事を書いて、郵便局へ出しに行った。

夕方、一番薄いワンピースに着替えた。有楽町へ向かった。ヒューリックホールでフェアグラウンドアトラクションのライブがある。

もう23年程前になるのか、『Simple Soul』のアルバムが出たときの来日公演でエディ・リーダーを観たとき、薄いシャラシャラの服を着て歌う姿が綺麗だった。ライブが終わった帰り道、薄いシャラシャラの服が着たくなった。だから今日もなるだけ薄い服で聴きに行く。現れたエディ・リーダーもやっぱり薄い服で、キラキラして、シャラシャラだった。

歌いながら波乗りをするように手がうごく。途中からそれが波ではなく、コンサーティーナの手の動きだと気づく。綺麗だなぁ。

今日のライブが楽しみすぎて、今日が来るまでに、あたらしい曲も何度も何度も聴いていたから、もう何年も聴き続けた歌のようだった。昔からの曲も、昔ではなかった。

「うーさぎ うさぎ なにみて跳ねる 十五夜お月さん みて 跳ーねーる」

あの声で歌った!

2024.06.30_sun

梅雨入りしてから毎日髪の毛が鬱陶しかった。

昨日の夜に試してみたドライヤーのかけ方が良かったから、今朝も同じようにやってみて、ただそれだけのことで気分がいい。いちいち湿度に目くじらを立てないで、他所に放っておける感じがする。まずつむじから放射線状に髪をおろす。風向きはいつも上から下へ。前髪とその周辺から乾かす。次は襟足を乾かす。次はトップ、色んな方向に。その後に後ろ。後ろは真ん中に寄せるように。乾いたらまたつむじから放射線状になるように戻し、最後は冷風。

この順序も『理合い』でしょうか。ちょっとAさんの顔が浮かぶ。

道場で稽古。準備体操をして、体捌きのこと。

『横面打ち』からの体捌きを3通り。

右逆半身のときは、右斜め前に出て手刀で斬り落とす。

右相半身のときは、足を踵方向に転換しながら、右手でひらがなの『つ』の逆を描く。

もうひとつは、左足を左斜め前に踏み出して左手の手刀で斬りおとす。

次は、『突き』からの体捌きのこと。それをしている最中、館長が「ついでにこれも覚えておきなさい。」と、相手に顔面を突かせ、わずかに下がりながら、相手の臂に手刀(握らない)、もう片方の手は相手の手首を握る→下に降ろさないで前にクイっと押す。館長はそのわずかな動きが確かなもので、真似してやってみると、そのわずかな動きが様にならない。

休憩のあとは、杖道の稽古。

『着き杖』『水月』『引さげ』『傾面』

全部の型を覚えようと思うほどには、まだ興味が湧かないけど、見ているうちに、前より見ることが面白くなってきている。目の前の人がいま細かくどこに集中しているのかが、前より少し見えるからかも知れない。はじめのいくつかの型を、覚えたくなってきている。

皆での稽古が終わってからKさんと合気道の稽古。前半館長が教えてくださったことから繋がって、今日は『顔面突肘抑え』を習う。

何度も練習して、【転換する】が身体に入っているから、【わずかに下がる】ほうへ身体が咄嗟に動かない。臂に手刀を当てるのは、諸に臂に当てると技が効かない。臂よりわずかに上。わずかに上に手刀を当てると技が効く。

『二ヶ条抑え』と『三ヶ条抑え』のこと。

『三ヶ条抑え』の当て身のあと、相手の臂をとったときに、相手の臂側にある自分の足が少し後ろに回るのが正解。その後に前足で大きく方違え。抑えるとき、自分の膝が畳についたときの踵の位置のこと。自分の踵同士を近づけるように。最後に『飛び受け身』を数回。

着替えたあと、Kさんと鹿島の太刀の話になった。Kさんは館長の『袈裟斬り』を受けたときに感動したんだ、と話した。どんなことでも、人が感動した瞬間の話は面白い。

「この間やってみてどうだった?」と急に聞かれて言葉がすぐに出なかったけど、話しているうちに「音が好きでした。」と話せた。太刀と太刀が交わったとき、普段の木剣よりも低くて柔らかい、いい音が鳴る。

重たいし、微細な動きは出来ない。もしかすると後の剣術には負けてしまうかも知れない。だけど、どうしても惹かれる。今日のKさんの話をそう受け取って聞いていた。すこしだけ、写真にも置き換えて聞いていた。帰宅して、手首から少し臂の方へ上がったあたりに青アザが出来ていた。横面打ちをこの場所で受けていた、という分かり易いしるし。

2024.06.25_tue.

夜、Aさんの稽古。館長もいらっしゃる。

『入り身投げ』も『四方投げ』も『天地投げ』も稽古したけど、今日した中で一番覚えておきたいのは『三ヶ条抑え』の抑え方。

最後の抑えにもたついていると、椅子に座って見ていた館長がこちらまで来て教えてくださった。

相手の(頭側ではなく)腰側にある自分の膝が畳につく→手を持ち替えて(相手の腰側にある自分の手で相手に三ヶ条をかけていたのを、三ヶ条をかけたまま相手の頭側にある自分の手に持ち替える)→持ち替えた手を、相手の腰側にある自分の肩に(相手の手のひらを)つける→相手の腰側にある自分の手で、畳につけた相手の肩に手刀をいれる→相手の手を当てている自分の肩を前に張るようにして抑える。どっちの手だ、どっちの足だ。どっちの肩だ。そりゃもたつくわ、と頭の片隅で思っている。反復するしかありません。

Aさんと何度も、自分が相手の手を握ったところから、正面打ちから、横面打ちから、突きから、の『三ヶ条抑え』を稽古する。

今夜は暑かった。手ぬぐい1枚が完全に汗で濡れる。

2024.06.24_mon.

近くのクリニックで年に1度の健康診断。

それが終わったら、今日はYと自分の誕生日の間の日だから、遊びにいこうと誘われた。

押上駅をスタート地点にして、遊びはじめる。

車も走る太い道をしばらく歩いて、右に曲がってまた次の路地を左に曲がる。

赤い花が綺麗だなぁ、と近寄っていくと、そこが『平山』のアパートだった。江東天祖神社でお詣りして、おみくじをひいた。【心をかたくもって 一時の不運にあわてさわぎ思いまようてはいけません 本業をよくまもって静かにときの来るのをまちなさい 開運うたがいありません】

Yは自分がひいたおみくじを見て、「今の人が最上迷うな、だって。よかったね。」と言った。自分のところには「あわてず心をつかめ」とある。暑くて神社の自販機で炭酸水を買った。平山のアパートに自販機はなかった。

バスに乗って、浅草地下街にある『やきそば福ちゃん』を目指したけど、まさかの定休日。

『水口食堂』でおめでとうの乾杯をすることにした。まぐろブツ、ポテサラ、お新香(茄子・きゅうり)、串カツ、瓶ビール。

酔いを冷ましに入ったFUGLENで「これ読んでみて」と、Yが携帯電話を見せた。

『路傍のフジイ』という漫画の第1話だった。

読み終わる頃にYが話しはじめた。パーフェクトデイズもフジイも、孤独がいいとは言ってないこと。悪口を言ったり、自分をよく見せようとする一般的な人にはフジイの良さは一生わからないこと。自分の中でパーフェクトデイズとこの漫画が繋がっていること。

ChatGPTで『路傍』の意味と『路傍の石』を調べながら面白くなってきて、今日のピークは今かも知れないと思う。移動して『電気湯』でお風呂につかる。今日の動線がジグザグなのは、アパートを頭に持ってきたかったため。

帰り道の話の流れから新宿で、Yの結婚指輪をサイズ治しに出した。綺麗に磨いてくれるというので自分の指輪も預けることにした。デパ地下に寄って、自分たちのためというよりも、K(9才)のお土産に、ホールのバースデーケーキを買って外に出たところで、Z亭のBさんに遭遇した。

Bさんは会うなり「ちょっと歌ってもいい?」と言って、フィル・オクスという人の『No More Songs』という歌を歌った。「今日の芝居のチケットが取れなかったから、漏れ聴こえる音だけでも聴きたいと思って。15分付き合わない?」というBさんについて行って、コンビニで缶ビールを奢ってもらった。花園神社で芝居のテントの裏、「いまのは寺島しのぶさんの声じゃない?」「いまのは勘九郎さんだよ!」と、声が聴こえるたびに目を見開いて、3人でビールをのんだ。

新宿梁山泊、『おちょこの傘もつメリーポピンズ』の芝居だった。

Bさんにはじめて出会った25才のこどものようだった頃、Bさんはもう大人だった。今日自分たちはもう大人だったけど、Bさんはもっと大人だった。かっこよかった。

2024.06.23_sun.

先週梅干しの話になって、Kさんが興味のある様子だったから、自分が毎年見て作っているSちゃんの料理本を持って道場へ行った。

今日は到着がギリギリになって、道着に着替えて更衣室を出たらもうすぐに準備体操がはじまった。基本動作、追い突き、逆突き、二ヶ条と三ヶ条のルーティン、その後は前に出なさいと呼ばれて、正面打ちからと、横面打ちからの『小手返し』のこと。横面打ちをされて、内開き(右相半身)のときは、転換しながら右手で平仮名の『つ』を逆に書くように手を流し、足は方違え、左手で相手の薬指と小指の間をとる。

外開き(右逆半身)のときは、右足を右斜め前に踏み込んで右手で打ってきた相手の手を落とす→自分の左手を上からクロスして、次に右手はクロールの手で相手の薬指と小指の間をとる→相手の進行方向へ手を引く→小手返し。

休憩の後、今日は木剣よりもっと太くて重たい鹿島の大刀(木剣)を持つ。

【鹿島神流基本太刀之事】と壁の木札にあるのに沿って、『(一の太刀)袈裟斬り』『(ニの太刀)足払浮舟』『(三の太刀)斬割』を館長に教わりながらやってみる。

『袈裟斬り』・・(相手が木剣を出している)自分は下段に構える→袈裟に沿って木剣を右の方へ振り上げる→上で左へ返し袈裟に斬る

『足払浮舟』・・(相手も構えている)自分は下段に構える→相手が打ってくるのにタイミングを合わせ自分も打つ→木剣が交わると、すぐに相手は足元を狙って打ってくる→自分は千鳥の足になって相手の木剣を下に打って止める→止めてからまた袈裟斬りをしたような、、、(記憶が曖昧)

『斬割』・・(相手も構えている)自分は下段に構える→相手が打ってくるのにタイミングを合わせて自分も打つ→後は『袈裟斬り』の時と同じ。稽古が終わってから皆でマンゴーを食べて、その後Kさんと『2ヶ条抑え』と『3ヶ条抑え』を稽古していたら、Aさんが来て受けをしてくれた。

そして『飛び受け身』の練習。

そのまま『飛び受け身』は本当に必要だろうか、Aさんの問いかけから、その事について。『継ぎ足』の言葉の意味、『送り足』をするときはパワーが必要なとき、『歩み足』をするときはスピードが必要なとき、などの話。

『千鳥の足』は酔っ払ったときも千鳥足って言うよ、とか。

AさんとKさんの言葉のやりとりを見せてもらってる感じがしたから、よく聞こうと思った。

ただ、もう『飛び受け身』が出来るようになっているから、Aさんが話している細かな点がどのタイミングの何を話しているのか自分もよく分かったことと、『前方回転受け身』も『飛び受け身』も両方が出来るようになっているから、やる、やらないを技をかけられたときに自分で考えられること。両方知っている、は強いんじゃないか、だから出来るようになっておく、で良かったんじゃないかと思ったこと。こんな風に問いかけ合えるのは面白いと思ったこと。

帰宅後、梅のこと。洗って拭いて、へそをとって、また拭いて、焼酎にくぐらせて、へそに塩、容器に入れて、塩をかぶせる。

2024.06.21_fri.

「いつもの畑のとうもろこしを送りました。」と連絡をもらって、うきうきして一日を過ごした。晩ごはんの前に届いてK(9才)と歓声をあげた。

AとKちゃんからの毎年の便りに(ありがとうございます。ことしも私たちは元気です。)そう思いながら届いた箱を開ける。

届いたばかりだし、今夜は蒸して・・・の心の声より、「てんぷらたべたい!」のKの大きな声が勝って、初日のいただき方が決まる。一緒に送ってくれた枝豆も半分茹でる。

2024.06.20_thu.

誕生日、銀座。

昨日からはじまっている先輩の写真展へ。

『something in my sight/増田智泰』

ちょうど1年振りに会った先輩は、自身の個展をするギャラリーに立っていた。

まずそれがかっこよかった。

心立つなにかがあった日から変わらない視点をもっている。

増田さんの写真だと言われなくてもわかり、隅々に向き合い方が伝わる。

他人の意見をいれず、増田さんが選ぶものを見続けたい。

帰り道。みゆき通りを歩いてオーバカナルに入った。ひとりでテラス席に座って泰明小学校を見ながらニース風サラダを食べる。東京に住みはじめた頃にたくさん読んだ、金子光晴が通っていた小学校。だからこの席を選んで今日はいい誕生会。クレームアメリも頼んだ。珈琲も。

さぁ、また1年始まるぞー、という気持ちがしてきて、始まるのなら、さっきギャラリーで教えてもらった本も今日読んでみようと思った。神保町の本屋でしか手にとれないと聞いたからそのまま行ってみることにした。その本を見つけた。

家に戻り夕飯の支度をして、道場へ。

Aさんが木剣を2本持って近づいてきた。今日は合気道ではなく、木剣を振った。

『越』のこと、『受け返し』のこと。はじめから全てのことにつまづいた。下段に構えること、その時の刃の向き、木剣を握る場所、上段(目の上に柄)に構えること、八相(柄の上に目)に構えること、刃を立てること、下段から木剣をあげる時は切先から上がること(手元からではない)、上げたとき、切先は相手の正中線より少し右に越える。(受ける稽古のため。)

木剣の持ち方が分かり辛い時は、木剣を切先を床に自分の身体に立てかけ、両手の平を合わせる→右手を上に、左手を下にスライドさせる→そのまま木剣を握る。正しく握れていると、握っただけで刃の向きが分かるとAさんが言う。何度も脇が開くから何度も閉じてと言われる。

木剣を握る下の方の手首が何度も『死んだ手首』(←内側にくの字に折れること)になる。

『越』で受けるときは下段に構え、構えたときの切先は相手の正中線にくる。だから自分の身体は半身になる。下がりながら避ける時は木剣の根本の方がおでこの前あたりに来る(木剣を握る手がおでこの前にきてしまうと、手を切られる)。刃の角度、手首の角度、身体の角度、足は出すのか引くのか、切先はどこを向いてるのか。こんなに多くのことを同時に気にしながら動くのか。

帰宅して晩ごはんのあと、神保町で買った本を読みはじめた。

体重の乗った文章に、最後のページが来るまで読むのを止められなかった。身体に響きまくった。

2024.06.18_tue.

朝から雨がしっかりと降っていて、暗い空。

明るい色のTシャツを着た。

昨日はK(9才)の小学校のプール授業がはじまった。家で着てみて、「まだ履ける!」と言っていた去年も履いた水着は、濡れたらピチピチで脱げなかったと言って帰ってきた。

今日は習字の授業があって、前に習字で汚した白いTシャツを着て登校していった。

Yは新しく買った折り畳み傘が重たい、でもそれでいいや、と言いながら玄関を出て、会社へ向かった。家に誰も居なくなって、仕事部屋に入る。

夜、Aさんの稽古。

いつもの自分から打っていく『一ヶ条抑え』をした後で、いつもやらない相手から打ってこられる『一ヶ条抑え』。表(腹側へ入る)ときは、相手が正面打ちを振りかぶったところでもう入る。裏(背中側へ入る)ときは受けるのが遅れたとき。相半身で打ってこられたら、後ろ足が前に出て、前足を90度転換(したと思う)。その後はどうしたんだっけ。煽り足で相手を回したんだっけ。

その後は『入り身投げ』と『小手返し』。

『小手返し』は受けが短刀を持って正面打ちをするところから。

相半身、後ろ足が前に出て線を外す→相手の臂のあたりをとって手首まで滑らせる→相手から離れる方向に引いて小手返し→小手返しをしたまま相手の手を離さず頭の上を歩いて相手の身体を裏向ける(腹這いにさせる)。相手の手を持ってる自分の手がある方の自分の足を前足にして、相手の肩を床に押し付ける。

最後は見るのもはじめての『5教』のこと。

相半身、受けが短刀を持って正面打ち→シテは後ろ足が前に出て線を外しながら左手で相手の臂をとる→右手で当て身をして→当て身をした手で下から相手の手首をとる→相手の腹側に送り足、歩み足、送り足で一ヶ条の時のように抑えた後→相手の臂にある自分の手を自分の指先の方向へ手を回して相手の臂を上に上げる(床と90度にする)→相手の臂にある自分の手を、相手の臂の上から被せ、床に押し付ける(相手の甲は床についている)と相手の手のひらが開く(!)→短刀が相手の手からとれる。

武道というのは、どこまでも人間の身体を観察してしているように感じる。武道のはじまりが知りたくなる。『呼吸法』をして稽古が終わる。

近頃は調子よく袴が履けていたのに、今日は久しぶりに着崩れてグスグスになった。

2024.06.16_sun.

道場で稽古。今週、平日の稽古でやったことを館長がもう一度頭からやらせてくださった。

最中に言われたことは、『入り身投げ』で相手を投げる方向のこと。

自分の身体から真っ直ぐの方向に投げる。投げる時は歩み足。

『四方投げ』の忍び足の(前足に後ろ足を寄せる)とき、頭の高さが上下しないように。

休憩。皆でお茶を飲んで、Aさんのスペイン土産のクッキーをいただいた。スコーンみたいに分厚くて、ドライフルーツが入っている。おいしい。

木曜日に背中を痛めていたAさんは、前半の稽古で『四方投げ』で投げられて、もう『飛び受け身』をとっていた。なんて回復が早いんだろう。

後半、木剣を持って、先週にやった『越』のこと。皆『こし』と読むのが気に入った様子。

『越』・・下段に構える→相手が真っ直ぐ切ってくる→つば元で避けながらまっすぐ下がってから踏み込んで打つ→相手はつば元で避けながらまっすぐ下がってから踏み込んで打ってくる(を繰り返す)。

『受け返し』『切り上げ』『切り返し』が難しかったから、今日はその後の『受け流し』をやる。

『受け流し』・・お互い騎馬立ちで向かい合う→相手にまっすぐ切ってこられたのを、足の位置は動かさずに身体を右へ逸らし、木剣を屋根の角度にして(切先が左斜め下)受ける→まっすぐに切る→相手も同じように屋根にして、その後まっすぐに切ってくる→身体を今度は左へ逸らし、木剣を屋根の角度にして(切先が右斜め下)受ける、を繰り返す。

木剣のあとはKさんに今週気になったことを尋ねる。

『正面打ち入り身投げ』・・前足で入り身せず(相手の背後に回らず)に相手を回すには。この技のときはいつも以上に前足重心(自分が)。その後の転換するとき、「僕の前足を踏んで回ってみて。」とKさんが仰った。踏ませてもらうと、すんなり回せる。実際には相手の足を踏む訳にいかないから、そのくらい相手の前足と自分の前足が一本になるイメージを持てば(相手と重心の場所を合わせる)相手をすんなり回せる。

『片手持ち入り身投げ』・・相手に握られていない方の自分の手は、短刀を相手の腹に当てるような使い方。

『両手持ち四方投げ』・・最初が送り足であることが大事。

『両手持ち天地投げ』・・地にある手は地面と杭を打たれている。

『両手持ちニヶ条抑え』・・足を転換させたあと、煽り足をするときの歩幅が広いから膝をついたときに相手を抑えづらい。

疑問を解いてもらったあとはまだ覚えられていないこと。

『横面打ち入り身投げ』

『四方投げ』で小指を上にして相手に手を取らせた場合の手の取り方。

『肩持ち呼吸投げ』

(→帰宅したら頭の中から消えてしまった。)

稽古終わりに皆で館長が蒸して持ってきて下さったトウモロコシをいただく。

2024.06.15_sat.

5時半起床。

明日は父の日。目の手術をした父に、目に良いものを贈ろうと思った。

8時半、YとK(9才)と三鷹のブルーベリー農園。

暑い。保冷剤を巻いた手ぬぐいを首に巻きながら摘んだ。たくさんの品種があって、それぞれに大きさも味も随分と違った。

K(9才)は、「味見はしてもいいけど、食べ放題ではありません。」のルールを頑なに守っていた。それで正しいけど、緩めてやりたくなった。

Kが味見をしていたら嬉しかった。おいしい味がした時の、伝えにくる声が嬉しかった。

調べておいた宅急便の営業所で、父に手紙を書いた。明日に間に合う。

Nちゃんの顔が浮かんで、『ヤマネコロッヂ』へ寄り、昼ごはんを食べた。Nちゃんは元気そうだった。『裸足でスパイス』のYさんが数年振りにアメリカから戻られたと知って、シナモンを買いに『座・高円寺』にも寄った。夏にまた好き過ぎるシナモンティーが飲める。Yさんは顔を覚えてくださっていた。Yさんも元気そうだった。『座の市』でうちのYとKは、シカ肉ジャーキーと、鯵の干物と、トルコの花みたいなパンを買っていた。

家族とブルーベリーを摘めて、父にも送れて、周りの人が元気そうにしていて、今日は良かった。午前中の暑さが堪えて、帰宅後しばらく動けなかった。

2024.06.13_thu.

稽古。Aさんが背中を痛めている。

今日は館長もいらっしゃる。

『正面打ち一ヶ条抑え』『正面打ち入り身投げ』『片手持ち入り身投げ』『両手持ち四方投げ』『両手持ち天地投げ』『両手持ちニヶ条抑え』『正面打ち四方投げ(一)』を順番にやっていく。

Aさんと、椅子に座って観ていた館長に今日言われたことなど。

『正面打ち一ヶ条抑え』・・最後の膝をつくタイミングのこと。相手の肩が畳につくのと同時に自分の相手側の膝、相手の手首が畳につくのと同時に自分の逆の膝が畳につく。

『正面打ち入り身投げ』・・受けたあと相手の背後に入ること。(入ったほうがやりやすい。だけど養神館の型では入らない。どうする。)

『片手持ち入り身投げ』・・今日は指摘されなかったけど1歩踏み出して小さくなったときの、相手に握られてないほうの自分の手の場所のこと。(型の場所でいいの?)

『両手持ち四方投げ』・・相手の手を取った後の1歩目の位置のこと。まっすぐに踏み出すと、相手との距離が詰まりすぎる。少し斜め前に開いて踏み出す。 

『両手持ち天地投げ』・・地にある手は、投げた後もその位置のまま置いておく。

『両手持ちニヶ条抑え』・・最後に抑えで畳に膝をついたときの自分の尻の位置(床からの高さ)のこと。

2024.06.11_tue.

夜、Aさんとの稽古が再開。

いつもと違う合気会の横面打ちのことから。

右相半身で向かい合い、右手ではなく左手を振り上げる→左足が前に出て横面打ち。

そこから『一ヶ条』に入る。

横面打ちを受けた方は、足は相手の腹側に前に出る。手は2通りのこと。上に上げるように受けた時は、逆の手を上にクロスして相手の手首を取りながら、受けた手は相手の臂をとる。

もうひとつは流したとき。相手の腹側に前に出るのは同じ。そこから足を転換して相手の背中側に入る→腰回転。

入り口は同じことからの『四方投げ』も、相手の腹側に入るのと、背中側に入る2通りのこと。『四方投げ』で相手に手を取られたとき、捻られていないとこちらはまだ当て身をする余裕がある。しっかり捻ってとられると、当て身の手が出せない。

その後にAさんが教えてくれたのは、上げるでも流すでもなく、【いなす】こと。

横面を諸に受けるのは痛いから、寸分早く受けてアイーンのように自分の臂を折る。自分の腕は相手の腕の上に重なる。

寸分早く受けるのをAさんがやってみせてくれたとき、テニスのライジングショットのようなタイミングに感じた。受ける腕の場所は、臂に近いほうではなく、手首寄りの1/3あたり。

【いなす】を何回も練習した後、そこから『入り身投げ』へ繋がる。いなす→相手と繋がった手首と、矢筈の手でとった相手の首、の2点で、投げる方の自分の肩に相手の頭をつける→投げる腕は相手の身体がしなるところまで地面と平行に→姿勢を正す(前に屈まない)。

最後に正座をして向かい合い、『呼吸法』。

相手に両手首を握られ、相手は押す方向に力を向けてくる。自分は、手のひらを上に向け、サッカーボールに沿う軌道→臂と腹から相手に力を向ける→相手に自分の手のひらを向ける。

何度もやり直して、最後の2回だけAさんが「いいね。」と言った。自分でやっていてもその2回だけいままでとなんとなく違った。覚えておきたい。どうやったら覚えていられる?

2024.06.10_mon.

昨夜はKさんが送ってくださった『八岐大蛇 ヤマタノオロチ』のアニメを観ていた。K(9才)も寄ってきたから一緒に観た。

ヤマタノオロチは越(こし)の国のモンスターだった。皆が話していたのはこの事だったのか。『越』という字をみて、古事記が頭に浮かぶのか!

2024.06.09_sun.

道場へ行って、Aさんに「おかえりなさい。」が言えた。Kさんが足を怪我していた。

Kさんに中級技を教わっていく。Aさん、Mさんと稽古する。

『正面打四方投げ(一)』

『横面打(側面)入り身投げ(一)』

『胸持ちニヶ条抑え』

『肩持ち(側面)入り身投げ』

『片手持ち小手返し(一)』

『片手持ち肘当て呼吸投げ』

『半身半立ち四方投げ(横)』

『座技両手持ち呼吸法』

上から順に8つの技を、受けて、やってみて、受けて、やってみる。もっとひとつずつに時間をかけて繰り返さないと出来るようにならない。今日は細かいことを覚えようと思うことよりも、色んなところで面白い!面白い!と思って、黙って興奮し続けていた。

後半は木剣を持って、Aさんがスペインの合宿で稽古してきたこと。

黒板に『越』という字が書いてある。

『えつ』

『うけかえし』

『きりあげ』

『きりかえし』

『うけながし』 

『まきおとし』

『きりおとし』

Aさんがひとつずつ手本を見せてくれて、上から順番にやってみる。やってみる、といっても、木剣のことは自分はあまりにも拙い。Aさんが「合気道のためにもいいよ。」というから、そうなんだろうなぁ、と思う。稽古終わりに畳の上で『飛び受け身』を数回。もう敷布団はいらない。どこも痛くない。飛んで回ったあと、立ち上がれる。

皆が黒板の『越』という字を囲んで『えつ』と読むより『こし』がいいんじゃないかと話している。

2024.06.08_sat.

『守一、旅を描く。』と目にしたら、足を運びたくなった。要町の熊谷守一美術館。

どの土地へ旅したんだろう。旅先でなにを見たんだろう。どう切り取ったんだろう。

伊豆大島、太海(千葉)、八ヶ岳(長野)、山形県、蓼科(長野)、渋温泉(長野)、松原湖(長野東部)、地鉈温泉(式根島)、仁右衛門島(千葉太海)、中綱湖(長野)、青木湖(長野)、鹿島槍岳、有明村、秋元湖、開田村(長野南西部)、熊の湯(志賀高原)、蔵王(宮城県側から)、御嶽(長野木曽)。

東京に住んでいるから、なんとなく旅した距離が分かる。その土地で立って、どう目を上げたのか分かる。守一が立っている場所の様子がなんとなく分かる。本当に行って立ってみようかな。糸の先を握ってみたくなる。

美術館を出て少し歩き、喫茶店に入った。店の人に話しかけられて、美術館に行ってきた後だと答えると、あそこに行ってきた人だったら、と近くの本屋さんに寄ることを勧められた。

せっかくだから行ってみる。その本屋で出会った店主のRさんは、お話するうちに、友人の昔からの友人だったり、いくつもいくつも繋がりが現れる。今日は糸の日か。

「普段はどんな本を読んでいますか?」と訊ねられ、咄嗟に頭の中が空になった。

言葉が出てこなかったから「今日はここに来るまでの電車でこの本を読んでいました。」と鞄の中から『五輪書』を出した。格好をつけない、いまのそのままの自己紹介になった。Rさんに勧めてもらった本の中から自分の枝を辿っても出会えなさそうな2冊を選んだ。

2024.06.06_thu.

今週は写真の仕上げ作業。

そしてゆるーく微熱。

昨夜は仕事帰りのYにドラッグストアでお灸を買ってきてもらった。葛根湯ものんだ。

一昨日Aさんが旅から戻ってきて、予定では今夜稽古のはずだった。

朝のうちにメッセージを送った。いつもは日本語で送るけど、今日は英語で送ってみる。

「せっかくAさんが帰ってきたのに、わたしは昨日の夜から微熱が出ています。顔が見たかったなぁ。」

【せっかく】と【微】が分からなかった。調べても調べるごとに違う言葉が出てくる。まず伝わる言葉はどれだろう。そしてひらがなの【せっかく】くらいの柔らかさで伝わる言葉はどれ?

知らない言葉はどれも岩のように固く感じる。

「Even though A san came back,I had a slight fever last night.I missed you.」

I missed you.は恋文になっていないだろうか。昭和歌謡が染み付いてニュアンスがわからない。

すぐにAさんから返事があった。いつも日本語で送ってくれるけど、今日は英語だ。

「I hope you feel better today. 」

柔らかい字面だなぁ。「今日は良くなるといいね。」かな。今日休もうと思ってることが伝わっていないかも知れないな。「昨日の夜は微熱があった(→今日の夜は回復しているかも知れない)。」「昨日の夜から微熱がある(だから稽古休みます)。」

昨日の夜からずっと、はどう書けば良かったのだろう。

2024.06.02_sun.

6月らしい曇天。まだ雨が降りだしていなかったから、自転車を漕いで道場へ行った。

今日は人数が少なかった。普段道場に来るこども達が遊ぶフワフワの棒で館長(84才)がチャンバラをはじめた。そのチャンバラは、後で体捌き(たいさばき)の話へ繋がるのだけれど、

「さぁ、やってみなさい。」と(言いそうだけど)本当に言われる。フワフワの棒を持って立ちながら、この感じがこの道場や、館長の、好きなところかも知れないとふんわりと思う。

その後は、二ヶ条、三ヶ条、四ヶ条の関節の握り方のこと。四ヶ条の握る場所を教わりながら、「薬指と小指に力を入れて握るんだ。」と館長が言い、その手首を握らせてもらったけど効いていない。四ヶ条は、他と次元の違うまだ見えない先の方にある感じがする。

自由技をやって、休憩。後半は木剣と杖道の稽古。

人がやるのを見学する。壁の木札に形の目録があって、今日は自分もそのはじめのところから教わる。

自分も相手も木剣を持って向かい合う。【八通大太刀】と書かれた木札の中、『相摺り(右)』と『相摺り(左)』『鷲(じゅ)』の形のこと。

自分は杖(じょう)、相手は木剣を持って向かい合う、【制定形杖道目録】と書かれた木札の中、『着き杖(つきづえ)』『水月(すいげつ)』『引さげ(ひっさげ)』の形のこと。

毎日見続けてやり続けないとこれは記憶できるものではないように思う。

目の前に居る人たちは、時間をかけて反復をした人だということ。

皆の稽古が終わってから、Kさんに合気道を教わる。

養神館のやり方で着地の足が伸びるようになった『飛び受け身』を見てもらった後は、

「今日から中級の技に進もう。」と仰って、『正面打ち四方投げ(一)』のこと。

(一)は、相手と相半身で向かい合ったところから始まる。受ける手がうまくいかないから、そこの練習をする。

右半身ではじめたときは、正面打ちを相の手(右手)で受ける、左手は相手の臂。

足は踵方向に転換しながら、左手をコンパクトにクロスさせるようにして相手の右手の母指球をとる。受けた方の右手で当て身をすることを忘れない。その時の自分の右手は、相手の腕をレールに見立てて、レールに沿って動き(レールで隠すような動き)、相手に当て身をあてる。当て身をした後は、右手で相手の脈部を正確にとる。後はいつもの『四方投げ』の動きにつながる。

左手で母指球をとるのがスムーズにいかない。これがスムーズにとれたら最高に格好がいい。

今日あこがれる事。無駄な動きなく母指球をとれるようになりたい。

2024.05.27_mon.

身体の使い方がうまく、とても要領がよく、大人が言われて喜ぶ言葉を使えるこどもと、見事にそれに応えている大人を目の当たりにして、人酔いがしてまだ治らない。

これはジェラシーか。あんなのにちっとも憧れないし、と思うのは負け惜しみか。

ここ数日、ポール・サイモンの『Still Crazy After All These Days』をリプレイして聴き続けている。この曲を聴いている時だけ、酔ったのが治まる。

「全部わかっているよ。」と言われているみたいだ。

神戸から戻って「喉が痒くて咳がでます。」と処方してもらった薬は、飲みはじめたら直ぐに痒いのが治って、直ぐに咳も出なくなった。

花粉か黄砂かはたまた何か。ずっと前からそこにあるもの。自分が反応しにいってるもの。

2024.05.24_fri.

外から戻り、急いで道着を鞄に入れて道場へ。

道場に着くと館長が稽古に来たこどもと相撲を観ていた。

FとF子さんの部屋で観たお相撲さんだ。

今日も座布団1枚敷いて『飛び受け身』の練習。

右で飛んだとき、左足が伸びて着地できる。左で飛んだとき、右足が伸びて着地できる。

足の裏も着いている感じがする。

着地のあと、今日も立ち上がれる。出来ているんじゃないか?

最後に館長が3回だけ右手を持って投げてくださった。右足の甲側、小指から3本あたりを畳で打っている。投げられるとき、まっすぐ入らないと足の裏を着地のときに着けづらいかも知れない。

2024.05.22_wed.

足の再診で隣町まで行って、帰りに大きい方の図書館に寄った。

玄関を入った脇に、『追悼展示 ポール・オースター氏』と書かれた紙がワゴンに貼ってあって、ポール・オースターが書いた本が並んでいる。2冊手にとった。それと『別冊太陽』を1冊、合気道の本を2冊、英語の本を1冊、前に美容師のFさんが薦めてくれた『五輪書』もあったので手にとる。全部貸出し期間内に読みきれるはずもないのに、図書館では欲張りになる。

今日この本を離してはいけないような。

夜、道場へ行った。84才の館長がこどもに教えるクラスの端で、『飛び受け身』の練習をした。

日曜日のことが引っかかっていて、養神館の『飛び受け身』の稽古動画をひたすら見ていた。

早く自分の身体で試してみたかった。

いつもの敷布団を敷くのは気が引けて、ふわふわの座布団を1枚置いて飛んでみる。右で飛んだとき、左足が伸びて着地出来る。

2024.05.20_mon.

高円寺。夕方から集まって、MさんとBと、小さく打ち上げの乾杯をした。

向こうから歩いてきたMさんは瓜科の野菜を持っていた。土曜日にぎっくり腰をしたと言うのに、ここまで来てくれた。

約束の時間より寸分早く飲みはじめるとすぐにBもやってきた。外はまだ明るい。

Mさんが昔この辺りに住んでいたことは前に聞いて知っていたけれど、Bもそうだったことを今日はじめて知った。ふたりの話に出てきた辺りを今度自転車で走ってみよう。

小上がりの地べたに座り、クーブイリチー、ゴーヤチャンプル、スヌイの天ぷら、ラフテー、山羊汁、ナーベラチャンプル、鰹のワタ、スルル串、八重山かまぼこ、海ぶどう。

たくさん食べて、飲んで、話して、よく笑った。オリオンビール、珈琲泡盛、八重泉、ニコニコ太郎の瓶は空になった。

時間の経つのが早かった。気がついたら23時。駅までふたりと歩いて見送る。

2024.05.19_sun.

朝、起きろと言いに来たナリタに「おはよう。2才おめでとう。」と声をかけた。

ナリタとヒガシと暮らすようになって2年が経った。

朝ごはんのあと、道場で稽古。準備体操の中で館長が足振りをした。安田登さんの本にも出てきたやつ。それで姿勢を意識するスイッチが入った。基本動作をする間、自分の姿勢がどうなっているか、鏡を横目で見ながらやってみた。今日は転換する時の足も綺麗に円を描くことを忘れずに稽古できた。

二ヶ条と三ヶ条のルーティン、数週間この稽古をしなかっただけで、またところどころ忘れている。館長が内開きのときと外開きの時の違いについてやって見せながら話されている。手の動きと足の動きを覚えたくて目で追う。風をなぞるように両の手が動き、頭には留めておけない。

『両手持ち天地投げ(二)』をやってみることになった。

逆半身から足を転換させ、方違えした足の方にある手が地、逆の手が天になる。

これは前にKさんに教えてもらっていて、この動きが気持ちよかったから覚えていた。

天にある手は必ず相手の手の内に出すこと。

木剣を振る。『12の型』と『パスカルさんの剣』と館長が呼んでいる振り方。

最後に杖道の基本のことも。

館長の稽古が終わってからKさんに習う。

先々週にやった返し技のつづき。難しくてなにも頭に残せない。

敷布団を敷いて『飛び受け身』の練習。自然に回ると足が、右で飛んだ時は合気会の着地の仕方、左で飛んだときは養神館の着地の仕方になって(流派が)混ざっている。ここのところずっと上達が停滞していて、「混ざったままでもいいですか?」とKさんにこぼしてしまった。

流派は混ざったらいけないのだろうか。

その疑問と並行して、後には奔放で良くても、守破離の『守』のうちに混ぜたら、わやくちゃになるだろうな、とも思っている。もう答えが出ている。

2024.05.18_sat.

窓際の鉢に小さな白い花が咲いている。

なんという花だったか訊ねると、姫白丁花だとMが教えてくれた。

バスと電車を乗り継いで、長田へ連れてもらう。キムチ屋さん→しっぽ汁がおいしい焼肉屋で昼ごはんを食べた→焼きそば屋のある商店街を歩いて→コンビニの前で休憩→古道具屋→ペクソルギ(韓国餅)のお店。

Mの部屋に戻り帰り支度をして、帰る前の束の間に上の階のFとF子さんに会いに行った。

Fがカンパリのカクテルを作ってくれた。

相撲中継がついていた。FとF子さんが好きなものを、自分も一緒に観るということが面白かった。

きのうの温泉の交互浴のこと、自分のいま住んでいる町が昔は相撲部屋のある町だったこと、近所の食堂のラーメンの器に、昔あった相撲部屋の刻印が入っていること。

自分に出来るだけの英語で話そうとしてみた。

夜に自宅に戻った。

キムチ屋さんがキムチを包んでくれた新聞紙に、トラベル英会話が載っていた。

エレベーターに乗り込むとき。上に行きたければ「Going up(上に行きますか)」、下の場合は「Going down(下に行きますか)」、先に乗っていた人から「What floor?」と聞かれたら「Third,please」のように答えればいい。

「We'll take the next one,go ahead!」は、次に乗るので先にどうぞ!

「Can I come in?(入っていいですか)」「Of course!(もちろん!)」

2024.05.17_fri.

神戸ロケ。珈琲を買って新幹線に乗り込んだ。新神戸駅で編集者Nさんと待ち合わせ。

昨日僅かにはじまった咳が、新幹線を降りる頃に酷くなっている。

去年もちょうどこのロケの頃だったと思う。喉が痒い。

着くとMがのど飴をくれた。一日に何個舐めただろう。お守りみたいだった。

夕方に撮影が終わり、坂の下のバス停までNさんをお見送りした。

銭湯に行ってみようか。Mとそんな話しになって、山から一直線にのびる川沿いを歩いて向かった。たどり着いたら、この土地の温泉だった。温かいお湯と冷たすぎない冷たいお湯を壁に書いてあるように交互浴をする。それぞれ1分間、それを11回。8回目あたりから汗が出る。

温泉を出て隣の居酒屋に入った。瓶ビール、ホタルイカ(酢味噌)、ゴールデントマト、おから、砂ずりのニンニク炒め、おでんわかめ。

帰り道。また川沿いを歩きながら、Mがここに住んで明日で9年だと聞く。

コンビニで買ったソフトクリームを「おめでとう!」と合わせた。

引っ越しをするという話の中、生まれたばかりのKに会いにきてくれた日を思い出して、

9年を実感する。

2024.05.15_wed.

この間の日曜日は審査会で稽古がなかったし、今週からAさんが旅に出ているから平日の稽古もない。数日空いただけで身体がカチカチに固まった感じがする。

家で基本動作、と思っても気持ちが立たないから、夜に館長がこどもに教えるクラスの端で稽古してもいいですか、と聞いて、稽古させてもらってきた。

1年前は、このこどもの稽古の横に立って稽古をするのが恥ずかしくて、道着にも着替えられず、

ラフな運動着で恥ずかしくないフリをして基本動作の稽古をしていたけど、1年経った今日はもう、自分の身体の中に『恥ずかしい』の気持ちは沸いてこなかった。

それが今日はうれしかった。堂々と道着も身につけられた。

せっかくだからいつもより姿勢を意識して基本動作をやってみた。下段払いは、こどもがやるのを目で盗んでみたけれどやっぱりまだよく分からなかった。12の型の足捌きでは重心がフラフラした。身体が解れて帰ってきた。

2024.05.11_sat.

「俺、図書館で面白い本を借りた。ちよじも好きだと思うよ。」Yがそう言った本が面白い。

安田登著『身体能力を高める「和の所作」』という文庫本。

図書館の大きな棚から、よくこの文庫本を手にとったな。

空いた時間に読んでいて、今日も家族皆で髪を切りに行って待っている時間に読んでいた。

10年以上前に出版された本だけど、この本が出版された頃の自分では書いてあることの面白さに気づけなかったかも知れない。必要なときに手元にきた。

円のなかに『ノンリニアシステム』と書いて、パソコンのモニターのところに貼っておこうかな。

いつでも目に入るように。立ち方、正座の仕方、呼吸のことは道場に行ったときに意識してみよう。本に出てきた『足振り』は、もう準備体操のときに館長がやっていた。

深く呼吸をして試しに声を出してみる。思った以上に低い声が出て、ナリタ (兄猫) とヒガシ (妹猫) が同時にサッと危険を察知した顔をして階段を駆けて上がっていった。2匹ともはじめて見る顔をしていた。

2024.05.09_thu.

K (9才) の熱はすぐ下がり、大したことにならなかった。

まだ咳と頭痛が残っているみたいだけど。

夜、Aさんと稽古。

今日も審査の時のように基本型の稽古。

受けることの方がやり慣れていないから、今日は受ける側のことに集中する。

体の変更 (一) 、畳一畳分の間合いで右相半身でまずは構え、受ける方が後ろにある左足を前に出して逆半身を作ると同時に左手で相手の右手首を握り、手を引く。

体の変更 (ニ)、(一) のときと同じことをして、相手の手を押す。

体の変更 (一のニ) 、右相半身で相手の奥の手(左手)を取って、手を引いたはず。

臂力の養成 (一) 右相半身でまず構え、右足を出しながら右手で手刀を交える角度から相手の右手を取り、次に左足を出して刀を握るように左手で相手の右手を取る。左半身も同じこと。

臂力の養成 (ニ) も (一) と同じだったっけ。稽古から帰宅したら、うまく頭に浮かべられない。

終末動作 (一) 相半身から相手の両手首を取り、手を引く。

終末動作 (ニ) 逆半身から相手の両手首を取り、手を押す。

型の稽古のあとは、『臂力の養成』の面白いこと。Aさんが今日朝にやった稽古でこれは面白いと思った、と言って教えてくれた。

相手に両手を掴まれたところから、手のひらを袈裟の角度にしてコンパクトに袈裟切りしながら腰回転の練習。そこから歩み足で『臂力の養成』の動き。続けてその動きの延長で『四方投げ』。入り口は同じで『入り身投げ』の練習も。

これをやっている間に、Aさんは3回も「今日この稽古は面白いと思った。」と呟いた。3回も。

たしかに面白いけど、わたしが感じている以上によっぽど面白かったんだな。

最後に正座して呼吸のやつ。

Aさんは来週から杖道の仲間に会いに、アムステルダムとマドリードへ行く。

帰り際、「Aさんがいない間、家でひとりで出来るいい練習はある?」と聞いてみると、

「基本動作の型をやるのもいいし、初心者はイメージトレーニングは難しいと思うから、動画をみるのもいいよ。間違えてる動画もたくさんあるけど。」とAさんは言って、「気をつけていってらっしゃい!」と別れる。

2024.05.07_tue.

湿布のおかげで首の後ろの痛みはひいている。

夜にAさんと稽古。

審査の時のように、畳一畳分の間合いから、養神館の基本の型稽古。見たことはあってもやったことがないから、普段のひとり型をするよりピリッとする。

続けて基本の技。『一ヶ条抑え』、抑える時は相手の肩を畳につけることが大事。

その肩と同時に自分の相手側にある膝が畳につく、その後で相手の手首、手首と同時に自分の逆の膝が畳につく。

『正面入り身投げ』、相手の正面打ちをしっかりまず受ける、この後のことを今度Kさんにも聞いてみたいけど、相手の背骨の前まで深く入る。

ここで入るのが浅いと自分の腕が自分の正中線から外れるから。

そこからは矢筈の手(やはずのて)で相手の首をとり、相手の手首を切り落とした自分の手刀との2点を軸に、自分の足を転換させる。

投げた後は前に屈みすぎない。姿勢よく。

『片手持ち入り身投げ』手を引かれ、小さくなった後、大きく出る足は相手の背中側。

『両手持ち四方投げ』、しっかり忍び足で後ろ足を引きつけていないと、最後に出す足のところで自分の体勢が崩れる。しっかり後ろ足を引きつけていたらそうならない。

『両手持ち天地投げ』、右相半身から後ろにある足が前に出る。

そのときの自分の身体は正面ではなく相手を向く。自分の右手は臂力の養成のように動く。左手は開いて相手の脇を開かせる。右足はくの字を描く。

Aさんに相手と身体の距離が近いと言われた。これは前にも同じことを言われた。

帰宅するとK(9才)が熱を出している。

弱ったKは憎たらしい言葉を使わなくて元々に戻る。

2024.05.06_mon.

朝、目が覚めたときから首の後ろ側全部と両肩の上が痛い。

昨日変な落ち方はしていないのにな。

痛すぎて溜め息が出る。

今日は外に出ないから、湿布だらけで過ごす。

同じことをやっても、こんな筋肉痛が出なくなった時、受け身が出来ているのかな。

もう少しの辛抱。人の身体は頭が考えるよりすごいから。

2024.05.05_sun.

祝日で稽古に来ている人が少なく、上手い人が稽古に来ている学ぶのにいい日。

稽古の前に暖房器具を片付けて扇風機を出した。今日は風が通り抜ける。気持ちがいい。

はじめてやることから。『一ヶ条』を受けて終わりではなく『一ヶ条』で返す、受ける、返す、受ける、返す、を続ける。無限のループを描くような。

もっと自分が息を合わせられたらもっとループを感じて気持ちがいいだろうな。

そのあとは、前提動作から相手の肩を持ち、横面打ち→『四方投げ』をかけられる→『入り身投げ』で返す→『三ヶ条抑え』をかけられる。

KさんとAさんがやるのを見ているだけで面白い。

これを当たり前のように、身体が動くようになりたい。

柔道と合気道の違いのこと。合気道は相手の正面には向かっていかない。戦車ではない。戦闘機の動き、とKさんが言った。

Kさんに教わって『飛び受け身』の練習。今日はAさんも練習に付き合ってくれた。やってみせてくれた。なんて綺麗なんだろう。敷布団を敷いて練習して、敷布団を外して畳の上でもやってみられた。最後に降りる足の親指が鋭角に降りて、親指を畳で強く打った。もっと鈍角に。

養神館と合気会で受け身をとる足が左右違った。Aさんは片方の膝を折って膝で立ち上がっていた。どちらのやり方も正しいから、自分はどちらの方法で練習していけばいいのか分からなくなった。信じるものがひとつに決まっていないから、答えを出せる訳がない。

Aさんが「前方回転をするときに音を鳴らさない練習もしたらいいよ。」と言った。

足のことは、たぶん自分にはまだ答えが出せないから、次のステップに進む前に、その音を鳴らさない練習をやっておこうと思った。

2024.05.03_fri.

夕方に外から電話をする。我慢するつもりだったけど、行ってもいいかと。

聞いているけど、これは聞いているとはいえないな。

横浜、サムズアップの26周年。『HEATWAVE SESSIONS 2024』並んで当日券を買った。

一番聴きたかった曲が今日の一曲目だった。

自分の身体の周りを、家族と写真と合気道とHEATWAVEで固めておけば、もう自分はそれだけで死ぬまで生きられるんじゃないか。

楽器を変えてみて同じ曲を演奏する。どちらを選べばいいかを試す。探す。今日のセッションはそのためにある。

若い人の緊張ではなく、道具を持てばもうそれが身体の一部になっている60を超えた年上の人の緊張と真剣になっている姿がやたらに格好よかった。

こんなふうに生きたらいいのか。あー。元気がでた。

中3からライブに通い続けて、はじめて投げられたピックを拾った。綺麗な軌道で自分に飛んできた。

2024.05.02_thu.

夜、Aさんと稽古。

今日も横面打ちからのこと。

相半身から横面で打ち合い、送り足→歩み足→送り足で『一ヶ条抑え』、逆半身から90°転換で切り下ろして腰回転→送り足→歩み足→送り足で『一ヶ条抑え』。切り下ろすとき、腰回転するとき、自分の腕が自分の正中線の中にないと上手くいかない。

受けるとき、今日もAさんから「自分が怪我しないように、腕を伸ばさないでゆるく曲げて。」と指導される。いつも言われていること。

そして、横面打ちからの『二ヶ条抑え』。相手の臂をとって、手首にある方の手は一度離して、疲れたときに押す手のツボ、合谷(ごうこく)のあたりを相手の手につけるようにして握り直すと二ヶ条の握り方に持っていきやすい。二ヶ条の抑え方がスムーズにいかない。養神館の抑え方をやったあとで、合気会の抑え方もやってみる。合気会のやり方は、相手側にある膝を相手の脇に付け、反対の膝とで相手の肩を挟み、自分の脇を閉めるようにして、上にある方の自分の手と自分の身体(胸の下あたり)で相手の腕を挟み、自分の手の角度は床と水平に切る。下にある方の手で相手の臂を切る。自分の脇を閉めながら両手で交差するようにクーッと。そのクーッとの感覚がなんとも言葉にできない。最後は相手の手のひらを相手の頭の方向に、自分の姿勢を正し、体重をのせる。

最後は初めて教わる『肩持ち二教』。難しかったからうろ覚えだけど、逆半身で肩を持たれたところから前足を引き(相半身をつくる)、引いた方の手は開く方向。もう一方の手は相手の肩のあたりに当て、(相手が自分の肩を持ち続けているから)繋がっているけど相手と距離を開けるような格好になる。その手を相手の手首まで下ろしてきて二ヶ条をとる。さっき開いた方の手で下から(三ヶ条をとる時の下からと違う。甲が自分側にある。)相手の手首をとり補助する。腰を入れる。そこからうねるようにまた力を向ける方向を変える。

難しくて初心者の技じゃないけど、これを稽古したら、二ヶ条が上達するよ、とAさんが言う。

いちどの稽古の中で覚えておきたい何とも言えない感覚がいくつもある。

2024.04.30_tue.

長い移動の最後の電車が最寄りの駅に停まらなかった。祝日でもないのになんでだ。

頭が働かない。折り返す行為が堪える。

やっと家に辿り着いて、ほんの少し倒れて、えいやっと身をおこし、Aさんとの稽古。

今日は横面打ちからの様々なこと。

『一ヶ条抑え』『四方投げ』『入り身投げ』それぞれに裏と表。

『入り身投げ』の受けについて、今日Aさんは、

相手の肩に自分の頭をつけられたとき、されるがままに下を向いているんじゃなくて少しでも上に意識を向けて。上がろうとして。とやってみせてくれた。受けが上がろうとするから、仕手が入り身投げにはいる。受けが上がろうとしないと、理合いが生まれない→形稽古にならない、ということだと思う。

もうひとつは、天井を向いて倒れていくんじゃなくて、相手の方に少し身体をひねるようにして、どこか一点、地面(自分が倒れていく方)に視点を置いて後ろ受け身をするほうが自分の身を守るためにはいいんじゃないか、と言った。

それと仕手のほうのこと。横面打ちからの『入り身投げ』の裏表どちらをやっていたときだったっけ。相手の手首あたりに自分の手を置くよりも臂あたりに手を置いたほうが相手の身体に直接的に作用すること。

そのあとは『呼吸投げ』(←これがちっとも様にならない)と『天地投げ』。

深呼吸をして稽古が終わった。

平日の稽古終わりには珍しく、ビールを飲むことになった。

「飲みますか?」と聞かれて、飲みたくて断れなかった。道場の冷蔵庫に冷えていた。

家に帰るとYが豆を戻して鍋いっぱいに豆カレーを作ってくれていた。

「大阪は食べものは全部おいしかったけど、冷たいお茶(麦茶)がなかったんだ。」とK(9才)がYに漏らしていたらしい。大阪でも夜寝る間際に「家のお茶が恋しい。」とKが言っていたな。

2024.04.29_mon.

そもそも今回の帰省は、母から終活の手伝いを頼まれたから。(主に要るものと要らないものの仕分け。)

母は車椅子生活になって、2階に上がれなくなったからなにも身辺の整理が出来ていない!という不安の波が時折やってくる。

さぁ、やろう、と腹を決めて帰ったけど、やってもやっても日常の手伝いの範囲から、『終活』のところへ届かない。

父とふたりで、こたつと重たい絨毯を片付け、春夏用の敷物に変えて、棚をひとつ組み立てる。

男の人(父)が気が付かなそうなところの掃除(洗濯機の槽洗浄とか)と、冷蔵庫と台所を掃除。

よし、次は終活の部分!と母のクローゼットに向かったけど、結果は衣替えをした感じ。母も衣替えでもう充分、気も済んだ、みたいな感じ。

これからはこういう波に付き合う。たぶん結果ではない。

一方ではそうで、一方ではまだわたしの心配をしたり、しっかりとK(9才)のお爺ちゃんとお婆ちゃんだ。

夕方、ちょっと歩いたところに焙煎してくれる珈琲豆屋があるのを知って、Yのお土産にしようと、母とKと散歩に出た。

焙煎を待っている時間に、前にも寄ったことのある古本屋を覗いたら、『ふしぎなたけのこ』という絵本が真っ先に目に入った。今回の帰省は筍づいてるのが面白くなってきた。

Kに「筍の絵本があったよ!」と興奮気味に声をかけたら、古本屋の店主に「お子さんは筍が好きなんですか?」と聞かれた。いえ、かくかくしかじかで、今回の帰省は筍がやけによく出てくるなと思って、、、。と返すと、「家の裏が竹藪で筍がどんどん生えてくるんです。よかったら。」と言って、筍をくださった。驚いた。

「ちょっと猫みたい。」Kに筍を触らせることができた。

家に帰って、一番大きな鍋を出した。父が糠を持ってきてくれた。珈琲を淹れて皆で飲みながら、筍を湯がいた。

2024.04.27_sat.

品川駅から新幹線に乗るときは選ぶお弁当が定まっていたのだけど、東京駅を使うようになってからは、あちこち探しても、心底これにしよう!と思うお弁当を見つけたことがなかった。

今日ははじめて京葉ストリートのエリアに探しに行ってみた。あぁ。ここに揃っていたのかい。

次からもお弁当はここに買いにくることにしよう。次のときは『ばらちらし』かな。今日はふたりとも『天丼弁当』にする。

K(9才)と大阪に帰省。近鉄線の座席に座ったら、自分が着ていたのと同じ制服を着た学生が目の前に座っていた。懐かしくてじーっと見た。変わっていない。ここも変わっていない。ここは変わっている。ものすごく帰省した気持ち。

実家に着くと、母が筍を炊いていてくれた。

昨日の夜「あした夕飯はなにがたべたい?」と聞かれて「Kが筍をたべてみたいんだって。」と返事をしていた。

2024.04.25_thu.

先日の山の掲載誌が届いて、たのしかった撮影の日を思い出していた。

使用されなかったカットでいい写真があったから仕上げて、Kさんに送った。

夜はAさんと稽古。今日は身体がこわばっているように感じて、はじまる前に念入りにストレッチをした。『臂力の養成』の型稽古から。

そして、諸手(自分の片方の腕を相手の両手で剣を握るようにとられること。)で相手に腕をとられたところからの色々のこと。入り身→転換→諸手で掴まれた手は小指から上げていく→足はV字に動く→相手の臂をとって『一ヶ条抑え』。

同じ入り口からの『呼吸投げ』→受ける方は前方回転受け身。相手を投げるときは遠くへ投げるんじゃなくて、自分の前足の少し先の床に置いてあるものを取るように投げる。

同じように『入り身投げ』『小手返し』『四方投げ』。

諸手で相手の手をとる受けの方は、相手を押す。その動きがあるから仕手は内へ、外へ、転換できる。この内、外、という言い方が咄嗟にまだよくわからない。最後に正座をして呼吸のこと。

2024.04.24_wed.

合気道を1年続けたら、左足の裏に人生初の魚の目が出来た。こんな年頃でも、痛みよりも恥ずかしいが勝っている。昨日もずっと恥ずかしかった。ストレッチするときも、ばれないように。

とにかくいつも裸足だから、保湿は欠かさないように気をつけていたのになぁ。

裸足で畳の上を摺り足で動き回る日々をこれまで送ったことなどなかったのだから、身体が何かサインを出しても不思議ではないけれど。

自分で解決しなかったから、足のことだけを診ている病院を探して行ってみた。

柔らかいものに乗って、どこに体重がかかっているか足型をとる。足回りと背骨のレントゲン。歩いているところの動画を撮られた。

やって欲しいことはひとつなのに、結局は検査と糞ほど(失礼!)高いインソールのこと。

稽古中は仕方がないから、それ以外の時間はインソールで土踏まずを支えて圧がかかるのを抑えましょう、の考え。それはわかる。

最後の最後にドイツ式でも何でもない、古典的に見える道具で数回足の裏を削られ、7千円払って帰ってきた。インソールは頼まなかった。普通の皮膚科にしておけば良かった。

2024.04.23_tue.

外から戻って夕飯の支度をしてから、道場でAさんと稽古。

入り身→転換からはじまって、相手の腹側に入ったところからの『一ヶ条抑え(表)』、相手の背中側に入ったところからの『一ヶ条抑え(裏)』。『入り身投げ』の受け方のこと。相手の肩に自分の頭を付けられたとき、まずは自分の後ろ足を前へ、逆の相手側にある足を更にその前へ出す→自分の身体を反らせる→その体勢が堪えられなくなったときに相手の足が出る→相手側にある自分の足を折って後ろ受け身をとる。Aさんの稽古はいつも受けることも教えてくれる。

相半身からの『四方投げ』、これはいつもやっていること。それから逆半身からの『四方投げ』。これはいつもやっていないこと。結局は、はじめの足捌きで相半身を作るのだけど、やり慣れなくてスムーズにいかない。

Aさんはこの場合、相半身からは下半身に隙ができるから(急所を狙われるから)、逆半身からの方が好きだと言った。護身のために覚えておいたらいいよ、なにかあったとき相半身だと相手の急所が狙える、と。そんなに咄嗟に蹴り上げる足が出せそうにないけど。

上手く握れなかった『四方投げ』の手首の握り方を最後に稽古した。相手と握手するように関節を取って(相手の親指の付け根に自分の親指の付け根)→バイクのハンドルをねじる動き→自分の腕を伸ばして相手の臂を上に向ける→関節を折る。

帰宅して道着を片付けていたら、めずらしくYがクローゼットまでやって来て、

小声で「今日K(9才)が名前も知らない子から告白されたんだって。心がもやもやするって言ってる。」と。

「どうしたらいい?」と聞くと「もう今日は抱きしめるしかないでしょ。」とYが言う。

階段を降りると、ちいさなメモを握りしめてKが大粒の涙を流している。

「今日名前も知らない子から付き合ってくださいって言われたの。Kはびっくりして嫌だったのに嫌だって言えなかったんだ。びっくりして、いいよって言っちゃったの。心がもやもやするの。」と言って泣いている。

握ってくしゃくしゃになったメモをみると、名前も書かずにただ「つきあってください。」と女の子の筆跡で書いてある。

「昨日はあんなふうに言っちゃったけど、友だちだったらいいよって言い直してみる?」と言うと「トトにもそうやって言ってみる?って言われたけど、Kは小心者だからそれが言えないんだよ。ずっと前から好きだったんだって。理由は可愛いからなんだって。」

「トトもはじめて女の子から告白されたとき、びっくりしていいよって答えちゃったんだって。」と知らないYの過去まで息子から聞かされ、「今日はいろんなことがあったんだなぁ!」としか言葉が出せなかった。

Kが4年生になって、さぁ今年はどんなことが起こるだろうと思っていたら、一発目がこれだった。

「あったかいお布団に入って、今日のことを全部忘れてくる。」とKは言い放って寝に上がっていった。明日はどうするんだろう。

2024.04.21_sun.

道場で稽古。館長は風邪を引いて熱が出ていたからすぐに帰られた。

今日は人数少なく4人だけ。Kさんに習う。準備体操のあと、姿勢を正す練習。

剣道の竹刀をはじめて持った。いつもの木剣より軽くて随分長い。振り上げたとき、神棚の水にぶつかって倒してしまった。

竹刀を振ってそのまま摺り足で送り足をして前に進み続ける。竹刀を持っていると前屈みにならずにいられる。その感覚を持ったまま、今度は竹刀を置いて、足の転換の練習。前足に重心を置いて前屈みにならず踵方向へ転換、爪先方向へ転換。重心の位置を前後に揺すらないように。

KさんがAさんと組ませてくれた。手首を押されて『体の変更(二)』、これも前足重心だけど前屈みにならないように。へそを前に出すように。

相手の正面打ちを仰け反るほどに遅く受けたところから、前重心を自分で作って転換する練習。受け返し(上)、受け返し(下)の手の練習。

鬼は外、福は内、の練習→自分の両腕は自分の内から外に出さない、相手の腕は相手の身体の外に出させる。それを頭に置いて『一ヶ条抑え』『二ヶ条抑え』『三ヶ条抑え』『小手返し』『肘当て呼吸投げ』『四方投げ』の練習。

一旦稽古を終わりにして、敷布団を敷いて『飛び受け身』の練習。

先週から自分ひとりで飛んでみたとき、左は上手くいくのに、右でやるときだけ着地のときに頭と首が床についてしまう。原因がわからず、どうすればいいかな、と思っていたら、先に着替えてソファのところで見ていたAさんが「上手くいってないほうは、回転の速度が上手くいってる方より遅くて、入るときの高さが高いよ。」と声をかけてくれた。

その言葉を頭に置いてやってみたら、すんなり頭と首が床に付かずに着地できた!

人の目はすごいな。今日はまだ怖くて敷布団を外してみるのをせずに見送った。

今日は言葉で助けてもらったから、次進めるかは自分の勇気しだい。あー、怖い。

2024.04.18_thu.

昨日は無事に鯉のぼりが出せた。

ナリタとヒガシは今年も飛びついたりしない。

ありがとう、と頭を撫でた。

帰ってきたK(9才)は階段を降りながら「あ、鯉のぼり。」と、すぐに気がついた。

今日は、日課にした『duolingo』42日目。

ほぼいちにち中。学習するとポイントがたまって、それがリーグ戦になっていて、頼んでもいないのにランキングが表示される。自分が毎日淡々と続けて身につけることが目標なのに、1位を目指してしまって、1位になるまでやり続けた。

人は相手との間に球を挟んだり(球技)、こんなふうにランキングされると、今日みたいなこんなことになる。起伏を生んで脆く感じる。これではたぶん続かない。目的が違う。

明日からは見ないようにして、緩めて平らなところに戻ろう。

そっちがこれから自分のあこがれるところ。

夜にAさんと道場で稽古。こちらも淡々と続けて重ねるところ。

自分の姿勢はどうなっているか、腕は自分の正中線からはみ出していないか。相手はどのくらいの力の強さで、その力はどの方向に向いているか、その力の向きを自分はどれくらいの強さで受けて、それをどの方向に向けるか。

『臂力の養成』の型稽古から、右相半身で交差取り→手は『臂力の養成』の軌道、右足は前に開いて腰回転→相手の臂をとる→『一ヶ条抑え』。次は逆で、後ろにあった左足が前に出て相手の臂を取って右足を引く『一ヶ条抑え』。Aさんはたぶん先にやった方を『表』、次にやったことを『裏』と言ったと思う。

そこからは相手と正面で手首を交差させ、後の入り口は同じで『入り身投げ』。左手で相手の首をとるとき、交差させた右手は動かさない。腰回転がはじまったときに右手は切り下ろす。

これも入り口は同じで『呼吸投げ』のこと。

最後は正座で向かい合って両手首を持たれ、呼吸のこと。受ける方もやる方も互いに力を相手の方へ向けてはじまる。

2024.04.16_tue.

夜、Aさんと稽古。『臂力の養成』の型稽古から。

そのあと、右相半身で交差取り(相手と向かい合って相手の右手で自分の右手首を掴まれること)から、歩み足で開きながら腰回転→手は『臂力の養成』の動き。それを稽古してから、そこからつながる技のこと。自然な軌道で相手の臂をとること。まずは『一ヶ条抑え』、次に『二ヶ条抑え』、最後は『三ヶ条抑え』。

今日教わって覚えておきたいこと。

ひとつ目は『二ヶ条抑え』の最後(←いつもと違って二ヶ条をかけたまま畳に相手の腕を抑える。)二ヶ条をかけている右手は、相手の手をぎゅっと握るのではなくて、自分の臂を開き、相手の腕と直線を作るような、なんとも言えないあの角度のこと。

ふたつ目は相手の臂をとった後の二ヶ条をとるための手の動き。相手の手首から一旦自分の手を離し、相手の手の甲のほうから取り、二ヶ条をかける。

みっつ目は『三ヶ条抑え』の臂をとった後の三ヶ条をとるための手の動き。相手の手首から一旦自分の右手を離し、相手の手のひらの方から指をとる、左手は相手の関節をとる→身体を正対させて両手で木剣を振る動き。

2024.04.14_sun.

朝から稽古。今日は館長が見る中、前半からKさんの指導。準備体操をして、正面打ち。Kさんが前、後ろ、左右に動くのに合わせて動く練習。Aさんと組めて、『体の変更 (一)(二) 』『臂力の養成 (一)(二) 』『終末動作 (一)(二) 』のあとは、『二ヶ条抑え』と『三ヶ条抑え』、はじめて『四ヶ条抑え』も稽古した。

『四ヶ条抑え』は、右逆半身で相手に右手を持たれたところから、自分の親指を相手の手首の外側から出して、相手の手首を握る。そうすると、相手の手首の丸い骨に、自分の人差し指の付け根をちょうど当てて握ることが出来る。それが『四ヶ条』の握り方。

そう握れたら、缶切りの動きで(小指と薬指を支点に)自分の手を動かす。自分の左手の親指は自分の右手の親指と人差し指の間に入れるようにして握り補助する。缶切りの動きで『四ヶ条』を決めたら足は踵方向に回転。相手の臂を取って、相手の肩の方向へ力を向けて畳に付け、抑える。最後の抑え方は二ヶ条と同じく相手の頭側の手で手刀。

館長がわたしとAさんがするのを見ていて「四ヶ条は(力を)集中させることなんだ。」と仰った。訓練しないと、ぐっと力を集中させる分(たぶん女性が)かけるのが難しい技なことも。

そして、記憶ではたぶん「一ヶ条は突き上げる、二ヶ条はしめる、三ヶ条はひねる、四ヶ条は集中させる」と仰ったと思う(ちょっと曖昧)。

前半はたっぷり合気道を稽古したから、後半は皆でAさんに木剣を習う。

帯刀したところからの抜き方、正眼に構えること、正面打ち、袈裟斬り、回し打ち、あとはやったことの名前がわからない。相手の振り上げて振り下げる動きに、自分の動きを合わせる練習。相手の木剣に自分の木剣を強く当てて抵抗してしまうと次の瞬間には逆に自分に刃が入る。ほんの少し自分が半身になることで相手より優勢を取れること。細かい細かい細かいこと。こんなに細かいことをやっているんだという驚きだらけ。あの動きの中は細かいことだらけだ。

稽古が終わってから敷布団を敷いて『飛び受け身』の練習。技をかけてもらって受け身をとると、首が地面につかないで着地できる。自分だけで飛んでみると今日は首がついてしまう。もうちょっと体重を落とそうかな、そうしたらもうちょっと身軽に飛べるかな、とかを考える。

2024.04.13_sat.

富士吉田へ。中野真典さんと中里和人さんの展示を観にいく日。

もう片方で今年はどうしようか、辞めにしようか、と別のことも頭の中で迷っていた。なにも言わないまま、機材は車に積んで、それでもナビは富士吉田のギャラリーに合わせて走り出したところで、「そっちに寄ってからギャラリーに向かってもいいよ。」とYが察して声をかけてくれた。

高速に入る前に車を停めてナビをいつもの鬢櫛川の辺りへ合わせ直した。同じ山梨と言えども車でなければ明後日の場所。いつも撮りはじめる橋のたもとに車を停めて桃畑の様子を見る。花を摘んでいる人はちらほら。今年は桜が咲くのも1週間ほど遅かったから、いまがどんぴしゃだと思ったけど、実際に来てみたら少し遅かったかも知れない。急に暖かくなったから、と農家の方。車でぐるぐる周辺を走り、YとKに車番をしてもらって、しばらくひとりにさせてもらった。

富士吉田に移動して車を停めると、目の前にこれは桜?静かにさらさらとした花が咲いている。ギャラリーの外の木々の中に入っていくと、短い髪になった中野さんが木に大きな布を張って、絵を描いているところだった。絵の中にはさっき見た静かなさらさらとした花が描かれてあった。中野さんは富士桜だと言ったっけ。中野さんの絵はこの場に少女が立っていた。足元は水に入っている。あぁ、ものすごくこの場だ。中里さんとも、はじめてお話しさせてもらった。展示されている写真を見ながら、撮影時のことを聞かせてくださった。家に中里さんの写真集があって、その中の写真もふたつ展示されていた。そのうちのひとつは、ここから近い場所で撮られたそう。帰り道にその辺りに寄ってみた。写真の中の『愛人』というスナックに出会した。

2024.04.11_thu.

あー、鯉のぼりを出すのを忘れた。

Yが仕事に出るまえに天井につけてもらおうと、忘れないようにスケジュールに書いていたのに、すっぽりと頭から抜けてしまった。電車の中で思い出した。

今日観た写真展は、ブロムオイルのプリントの質感が綺麗だなぁ、と観はじめたのだけど、心が動くのがそのことだけで、ちっとも感動しなくて段々腹が立ってきた。余裕綽々に見えて。きっとそうじゃないかも知れない。自分の見方がおかしいのかな。

帰宅したあとも引きずって、いくつかその周辺のものを読んでみたけど、皆がオマージュを捧げている。オマージュの写真集には感動するのに。

夜はAさんと稽古。相半身からの入り身、逆半身からの入り身、相半身から相手の背の方へ突き抜けるように深く入る入り身。逆半身で片手を取られたところから、入り身で開いて手の軌道の練習。そこからの二ヶ条抑え。汗を流したらすっきりする。

2024.04.10_wed.

給食がはじまったK(9才)が、帰ってくるなり「給食の時間がたのしくて最高だったんだよ!今日から黙食じゃなくてよくなったの!班の友だちと喋って食べていいの。」と言った。小学校に入学してからずっと黙食だった。4年生になってようやく。よかったなぁ、と思ったこと。

先生の名前も覚えて帰ってきた。

2024.04.09_tue.

朝はしこたま雨に降られたのを口実にして、帰り道に寄った好きな山道具の店でかっこいい防水のジャケットを買った。

もう桜が散り始めている。今年の桜が桜らしくあったのは1日くらいだったような。その1日の桜の前で懸命に雲梯をするK(9才)を撮ったから、1日の桜だったけど写真に残った。

夜、Aさんと稽古。入り身のこと。相手の背後深くまで入ること。相手の頭を自分の肩(上げる腕のほう)につけ、腕は上方向へ。投げる方向ではない。正中線を意識して腰と腕の位置関係を大事にするのはどの稽古でも同じ。

Aさんとの稽古に集中していると、その深い位置まで入ることが理にかなって感じる。じゃあ日曜日の養神館のやり方では?どうやって自然な動きで相手を投げられる位置に入れるんだっけ。ここまでの深い入り身をやってみると、日曜日にやっている稽古と違いすぎて、混乱はしないけど、両方のことを知りたくなる。

どちらも正しくて、たぶん同じことをしながら一番大事にしたことが違っただけだと思う。植芝盛平は何を一番大事にして、塩田剛三は何を一番大事にしたのだろう。AさんとKさんから、わたしはそれを学べるかな。

2024.04.08_mon.

今日からK(9才)は4年生。

朝ごはんのあと、いつもより丁寧に寝癖を直して学校へ送り出した。

Kが昼に食べるごはんを弁当箱に詰める。9時過ぎ、もう学校から帰ってきた。

一番仲のいい友だちとは同じクラスにならなかった様子。先生は男の先生だけど名前は忘れたと言っている。家に帰ってきたらもう学校の話はいいよ、みたいな話し方だ。

昼になったらナリタとヒガシにカリカリをあげて。トイレもお願いね。と話して外に出る。

携帯電話を自分の側に置いてね、と言い忘れた。きっとまだランドセルの中だ。

そう疑って外からKに電話をかけたらすぐに出た。偉い!と褒める。

今日もKは夕方までひとりでお留守番。これからそんな日を多く過ごすことになる。どう影響するか、いまはまだ分からない。

2024.04.07_sun.

朝から道場で稽古。Kさんにも1年が経ったお礼が言えた。

畳の縦線で『臂力の養成(ニ)』をやっていたら、84才の館長が声をかけてくれた。前足は縦線の右側にあり、後ろ足は縦線の左側にある。重心が変わったときも縦線に対してその関係は変わらない。(振り向いたとき、それぞれの足は縦線を擦ってまたぐ。)

他の人をふたりずつ組ませて、二ヶ条と三ヶ条のルーティンは、館長がわたしの相手をしてくださった。今日はとてもいい日だ。

丸太みたいな館長の手首は、大事なポイントを大事にやらないといけなかった。

二ヶ条の胸持ちの、当て身の手じゃないほうの手の使い方を教えてもらった。相手の臂の下あたりから突き上げるように出して、その後の何とも言えない動きをせっかく教えてもらったけど、稽古が終わると正確に頭に描けなくて、まだ言葉で書けない。自由技で手を取りに来られたとき、正面打ちから、横面打ちから、突きからの『小手返し』。出来ていたり、出来なかったり。満足にはほど遠い。

後半はKさんに習う。今日は手の持ち換えのこと。『三ヶ条抑え(ニ)』に続いて『三ヶ条抑え(一)』『二ヶ条抑え(一)』。三ヶ条は技をかけられると、他のどの技よりも痛く感じる。そして、相手の手を取るのが一番難しく感じる。

二ヶ条と三ヶ条の抑えるときの手の違い。

『二ヶ条抑え』のときは、相手の手の甲を自分につけて、相手の頭側にある自分の手で手刀。

『三ヶ条抑え』のときは、相手の手のひらを自分につけて、相手の脇のほうにある自分の手で手刀。色んな三ヶ条の手の取り方を教わったけど、難しくて全部覚えられていない。

敷布団を敷いて『飛び受け身』の練習。たくさん回る。もうすぐ立ち上がれそうな気がする。

気になるのは、左足の外側のくるぶしだけが打っているのか捻っているのか、着地のどのタイミングで何をしているのか自分でわからないけど、嫌な感じがする。

最後にKさんが鏡の前で「足を使わずに正面打ち入り身投げをしてみよう。」と仰った。それが面白かった。すべてが正中線上にある。

『一ヶ条抑え』でも相手の腕を左へ右へ振っているのではない、ということ。どんな技でも常に自分の正中線上で操作すること。相手をブンブン振るのではない。

そして、姿勢を正すこと。姿勢が悪くては技をかけたときに悪者に見える。武道では姿勢を正していなければならない。

2024.04.06_sat.

『duolingo』が30日続いた日。朝起きたとき、電車の中ではイヤフォンをして、ごはんの後のひと休みのとき、夜寝る前。紫色のおかっぱの、不機嫌な声の女の子が出てくるとうれしい。

今日は曇天で肌寒く、桜は満開だけど、おにぎりを持って坂をくだる気にならない。

郡山の友人に「友部さんの、ポテトサラダと仙山線とクマが出てくる歌はなんていう歌ですかー。」と訊ねた。叔母さんに「誕生日おめでとう!」とメッセージを送った。どちらも久しぶりに近況を送り合った。

夜にあさりを酒蒸しにした。もの凄い勢いで無くなった。

2024.04.04_thu.

「自由になりたい。」とK(9才)がこぼすから、「じゃあ、朝ごはんくらい自分で作れるようになりなよ。」と春休み中はKに食パンを焼かせている。湯の沸かし方と紅茶の入れ方。牛乳の温め方。たぶんこれのどこが自由だよ、とKは思っている。

Yもわたしも土曜日に色々をまわして、今日はKと遊ぶ。行きたいところがあるか訊ねると、「水族館にいきたい。」という。葛西臨海水族園に行くことにした。ここは前にKが学校の授業で行ったことのある場所で、帰ってきたときに「ちっともゆっくり観られなかったから、また行きたい。」と言っていた場所。思う存分Kの歩調に合わせようといちにちを過ごした。

最初のサンゴで目が輝いている。ゆっくりと観て回っているうちに、前に来たときのことを思い出した様子で、「トイレの側に『もくず』があったんだけど、それをゆっくり観たかったんだ。」という。藻屑?訊ねた職員の方も親切に、どの場所だろうと記憶を巡らせて下さったけど、(もくず?)とハテナがたくさん浮かんでいた。結局もくずには出会えず。だけどKはゴキゲンだった。

帰宅と同時に準備して道場へ。Aさんと稽古。

受け手に手を引かれたときの『四方投げ』、手を押されたときの『四方投げ』。押されたときが面白かった。足を踵方向に回転して、『終末動作(ニ)』の動き。正面打ちを両手で受けて、足を回転させてから諸手でとる→そこからの『四方投げ』も面白かった。Aさんの稽古らしいのは、正面打ちをした方が相手に受けられて転換されたとき、相手の正面に身体の位置を合わせる→手は相手の方に押す気持ちで相手との関係を続ける、と指導したこと。

横面打ちの間合いのこと。入り身の方向に迷ったけど、入り身→転換しての『小手返し』。最後は正座で向かい合って両手を持たれ、いつもの呼吸のこと。4月に入って、稽古していると汗が流れる。

2024.04.02_tue.

K(9才)が昼に食べるお弁当をつくって外に出る。今日Kは夕方までひとりで家でお留守番。

実家の両親に、KにLINEを入れて話し相手になってあげて欲しいと頼む。

帰り道に甘いものをお土産に買って、家に帰ってふたりで食べた。家にナリタ(兄猫)とヒガシ(妹猫)が居てくれて、今日いちにち、幾分か心強かった。

夜、オーストラリア人のAさんと稽古。合気道をはじめて1年が経ったから、いつも沢山のことを教えてもらって有難うございます、とAさんに「へのへのもへじ」の手拭いをお礼に渡した。Aさんは「へのへのもへじ」を知らなかった。 どんなに偉い合気道の開祖だっていちどは書いたと思う、と伝えたかったけど、うまく英語で伝えられなかった。

今日は『片手持ち四方投げ』のいつもと違う足捌きが面白かった。右逆半身で右手を相手に掴まれたところから、右に足を少し開いて、身体は左を向きながら左足は左を向く(相手の線を外す)→左手で相手の手首の関節をとり、後は方向は違うけど、いつもの四方投げの動きに入る。

その後は『三ヶ条抑え』のこと。これは先々週、日曜日の稽古でKさんに教わったばかりの技。日曜日に教わるのは養神館のやり方で、今日教わったのは合気会のやり方。まだ片方も満足に覚えられていない。どちらにしても難しく感じる。受けるのも難しく感じる。なんて面白いことを教わっているんだろうとも思う。

2024.03.31_sun.

昨夜は朝6時にアラームを合わせた。

6時に起きれば充分間に合うのに、K(9才)がうきうきして寝る前に合わせた5時半のアラームで起きてしまった。Kは起きない。

唐揚げとポテトを揚げる。Kが喜ぶかと思って、チューリップ。ポテトは笑ってるやつ。

​黒米を炊いて梅干しのおにぎりと。

いつもより早く、9時前に道場へ。まだ館長とAさんだけで、ふたりでマグカップで珈琲をのんでいるところだった。「珈琲のみますか?」とわたしにもAさんが聞いてくれたのでいただくことにした。今日は大人もこどもも門人総出で稽古をして、稽古の後に家族も集まって花見がある。

基本動作と受け身の稽古。館長がこどもに「大人のところへ行って入り身投げをかけてもらってこい。」と促したので、やってきたこどもに入り身投げをする。その後、大人だけ自由技。早々に10時半には稽古が終わる。

稽古が終わったとき、先週の『三ヶ条抑え』の抑える手が逆になっていたと、稽古中の動画を見直してKさんが教えてくれた。左手で相手の手のひらを自分の腹につけ、右手で相手の肩に手刀を当てる。

道場を出たところの川沿いで皆でお花見をした。お花見だけど、今年は桜の花の咲くのが遅すぎて、館長の座ったところの頭の上にひとつ咲いているだけだった。

日焼けするのが気になるくらいのお日様。

わたしはオールフリーにしたけど、皆で外でごはんを食べて気持ち良くなった。14時にはお開きになって、自宅に戻ったあと、Kは着替えて虫取り網と虫籠を持って、道場の仲間と遊ぶんだと行ってひとりで待ち合わせ場所へ出かけていった。ひとりで遊びに出かけるのははじめてなんじゃないかな。いい仲間と知り合えてよかった。しっかり17時に自分で帰ってきた。

2024.03.30_sat.

先日の写真の仕上げ作業。

たのしかった撮影は仕上げるのもたのしい。

今日はK(9才)の整体(成長痛。シーバー病?)も、スーパーへの買い出しも、昼ごはんも晩ごはんも、全部Yがやってくれた。お陰で集中して作業を進められた。

夜に一段落して、Yと島らっきょうの皮を剥いた。久しぶりに戻しておいた豆で、豆のマリネと、ハーブクリームチーズも作った。

2024.03.27_wed.

昨日まで降り続いた雨がやんで、晴れている。今日はもうそれだけでうれしい。

いつものカメラバッグではなく、ザックに機材を入れて、登山靴を履く。高尾山に向かう。高尾山口駅に7時待ち合わせ。CさんとKさんと山にのぼる。撮影の日。

いくつか登山道がある中、今日のぼったのは、わたしははじめてのルート。あたらしい高尾山を見せてもらった気持ちがする。今日一日歩いて、高尾山の印象が変わった。好きになった。

下山して、駅のロッカーに預けていたパソコンを取りだして、TAKAO COFFEEに入って、珈琲カップで乾杯した。あー、たのしかった。

薬ものんだし、気を張っていたからか、山ではまったく花粉症の症状が出なかったけど、帰りの電車の途中から鼻水とくしゃみが止まらなかった。目にもきている。ホッとした途端に。

bottom of page